中国のSNS・小紅書(RED)に4日、日本で見知らぬおばさんに傘を渡されたとの在日中国人女性の手記が投稿された。

女性はその日、子どもを連れてスーパーへ買い物に行ったが、帰り道で突然雨が降り出した。

傘を持っていなかったため、女性はダウンジャケットのフードをかぶり、子どもは拾った新聞紙を頭の上に掲げて雨をしのぎながら家路を急いだ。

女性らが交差点で信号待ちをしていると、日本人の中年女性が自転車で通りかかった。レインコートを着ていたその中年女性は傘を1本持っており、その傘を女性に差し出して「どうぞ」という仕草をした。女性は「すぐに家に着くから」と2度断ったが、それでも傘を渡して去っていったという。

日本人のおばさんの善意に感謝=「もしまた会えたらお礼を言いたい」―在日中国人
小紅書より

女性は、「以前、中国にいたころ、日本についての歴史や固定観念のような話をよく聞いていて、心の中にはどうしても(日本との)隔たりのようなものをがあった」としつつ、「でも今日、この異国の地で突然差し向けられた善意に触れて、『実は多くの人は優しくて心温かいんだ』と実感した」とつづった。

傘を渡してくれた女性はそのまま走り去り、どこに住んでいるかなどは分からないというが、女性は「この傘は大切に取っておこうと思う。もし縁あってまたどこかで会えたら、必ずもう一度きちんとお礼を言いたい」と記し、受け取ったビニール傘の写真をアップした。(翻訳・編集/北田)

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