気温が徐々に上昇するにつれて、北京は花粉が飛散するシーズンを迎える。北京で春の花粉症の主な原因となるのは木本植物で、ニレ科やヒノキ科、マツ科、ヤナギ科などがある。

「気象北京」はヒノキ科の花粉が7日と8日に東城区や西城区、朝陽区、豊台区で飛散し始め、飛散量が徐々に多くなるとして、花粉症の人は前もって対策を講じるようにと注意を呼び掛けた。

北京協和病院・中医学科とアレルギー反応科の医師は、「通常、花粉症のピークは3~5月で、1~3カ月続く。具体的な時期は、気温の影響を受けるため、多少前後する」と説明する。

BRTV新聞によると、花粉の大量飛散が始まるのを前に、北京園林などの当局は速やかに対応して、対策を講じており、「受動的な防御」から「能動的な対策」に転じている。北京は2日、今年の全面的な花粉対策を開始した。枝の剪定のほか、間もなくヒノキの花粉が大量飛散するのに備え、市全体でミストキャノントラックを導入して霧状の水を噴射し、地面の湿潤化を行うことで、花粉の早期沈降を促し、局所的な濃度を低下させた。

北京で7日に花粉飛散開始へ、3月中旬にピーク―中国

北京農学院の実験室では、春に飛散する花粉を少しでも減らそうと、「秘密兵器」の研究開発が進められている。

実験室では、科学研究チームが高分子有機化合物である花粉飛散防止剤の最適化を進めている。花粉飛散防止剤を散布するとイブキの雄株の表面に透明の膜ができ、透明のマスクを装着したような状態になる。その花粉飛散防止剤はすでに大量生産が始まっている。

科学研究チームが北京の市街地に植えられているイブキに3年連続で散布し、その効果は非常に安定していた。同技術は今年、東城区や西城区、海淀区、朝陽区など6区で全面的に導入される。

統計によると、北京の中心部から10キロほど外周を通る環状道路「北京五環路」内に植えられているイブキは計33万7000本で、うち約16万8000本が花粉を散布する雄株となっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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