中国メディアの解放日報によると、ばら積み貨物船アイアン・メイデン(Iron Maiden)は北京時間5日、信号を「中国船主」に変更してオマーン沿岸を航行しながらホルムズ海峡を通過した。

同船を運航する上海のシータス・マリタイム(Cetus Maritime)の最高経営責任者(CEO)、楊新天(ヤン・シンティエン)氏は「現時点ではアイアン・メイデンに関するいかなる問題についてもコメントできない」とし、「後日、具体的な状況についてメディアと一般向けに発表する予定だ」と語った。

ホルムズ海峡の通航量が1桁台にまで減少する中、アイアン・メイデンのように無事に通過できたケースはまれで、多くの石油タンカーや貨物船がペルシャ湾に滞留している。

船舶追跡プラットフォームによると、アイアン・メイデンは2025年11月15日に中国の鎮江を出港後、カタールのウムサイド港とアラブ首長国連邦(UAE)のジュベル・アリ港の間を複数回航行し、粗糖や鉄鉱石などの貨物を輸送した。25年後半から26年初めにかけてはペルシャ湾で頻繁に活動。直近の荷降ろしは3月2日にジュベル・アリ港で行われ、UAEのドバイに拠点を置く中東有数の砂糖生産会社アル・ハリージ・シュガーに粗糖を納入した。5日には信号を「中国船主」に変更してオマーン沿岸に沿ってホルムズ海峡を通過した。(翻訳・編集/柳川)

編集部おすすめ