中国メディアの環球時報によると、中国海軍の新型055型ミサイル駆逐艦2隻、東莞(船体番号109)と安慶(110)が8日、中国国営中央テレビ(CCTV)のニュース番組「新聞連播」で公開された。これにより1万トン級軍艦の総数は10隻に増加した。
中国の軍事専門家は環球時報の取材に応じ、「2隻の055型ミサイル駆逐艦が同時に公開されたことは、わが国の総合力の増強と技術レベルの向上を十分に物語るもので、わが国の国防産業の能力がさらに向上したこと示している」と語った。
055型ミサイル駆逐艦は、中国海軍史上最大のトン数、最先端の技術、最強の総合作戦能力を誇る駆逐艦で、中国海軍の発展において重要な象徴的意義を持つ。
中国が自主開発した055型ミサイル駆逐艦は、初号艦である南昌(101)が2020年1月12日に就役して以来、拉薩(102)、鞍山(103)、無錫(104)、大連(105)、延安(106)、遵義(107)、咸陽(108)が順次公開されてきた。
軍事専門家の張軍社(ジャン・ジュンシャー)氏によると、中国は3隻の空母を保有しており、空母と強襲揚陸艦の数は今後さらに増加する見込みだ。現有の055型1万トン級駆逐艦の規模は依存として不足している。今後、中国海軍の遠海防衛作戦や遠海輸送路の護衛、海外利益の維持といった多様な需要にさらに応えるため、建造数を継続的に拡大する必要がある。
新たに公開された2隻の055型ミサイル駆逐艦は、それまでの8隻と比べて、レーダー反射断面積(RCS)と電磁シグネチャの大幅な低減によるステルス性能と生存能力の向上や、新型レーダー搭載によるステルス機に対する探知距離の向上、偵察、早期警戒、情報捕捉能力の向上、推進システムの改良、より高度なミサイル、特に極超音速ミサイル搭載による遠距離かつより破壊力の高い標的への攻撃、指向性エネルギー兵器や電磁レールガンなど将来的な新型兵器の配備のためのスペースの確保など、性能と武装が大幅に向上していると考えられる。
公開されている報道によると、これまでの055型ミサイル駆逐艦8隻は北部戦区海軍と南部戦区海軍に配備されていた。新たに就役した2隻は東部戦区海軍に配備される。これにより3大戦区海軍がいずれも055型ミサイル駆逐艦を保有することになる。(翻訳・編集/柳川)











