2026年3月10日、中国メディアの新浪科技は、パソコン(PC)・スマートフォン向け部品の価格高騰によりメーカーが厳しい選択を迫られていると報じた。
記事は、メモリーやSSD、CPUなどの主要部品が軒並み値上がりし、PCの組み立てコストが大幅に上昇していると紹介。
その上で、メーカーは製品価格を大幅に引き上げてコストを消費者に転嫁するか、自社の利益を大きく犠牲にするかという選択を迫られており、メーカーや流通業者が従来の利益構造を維持しようとした場合、小売希望価格900ドル(約14万2000円)の主流モデルは約40%の値上げが必要になるとのTrendForceの試算を紹介している。
記事はさらに、大幅な値上げは販売台数の減少に直結するとし、調査会社ガートナーが今月初めに発表した予測では、26年の世界のPC出荷量が前年比10.4%減、スマートフォン出荷量が同8.4%減になるとの見通しを示したことに触れた。
このほか、メモリーやSSDの価格高騰が続けば状況はさらに悲観的になる恐れがあり、メーカーにとっては利益と販売台数の「ダブルパンチ」となる可能性が高いとの見方を示した。
中国のネットユーザーからは「使えるうちは絶対に買い替えない」「みんなで買わなければ値上げも意味がない」と買い控えを宣言する声が相次いだほか、「2年前に207元(約4800円)で買ったメモリーが今では1000元(約2万3000円)超え」「540元(約1万2400円)のメモリーを旧正月明けに2000元(約4万6000円)超で売った」と部品価格の急騰を実感する投稿も目立った。
さらには、「給料は全然上がらないのに、どうやって消費しろというのか」「工業製品がここまで値上がりするなんて。今までの認識を覆された」といった不満の声も上がっている。(編集・翻訳/川尻)











