卓球のWTTチャンピオンズ重慶女子シングルスで張本美和(17)が優勝を飾ったことに、中国の卓球ファンからも祝福のコメントが寄せられている。

世界ランキング8位の張本は15日の決勝で同5位の中国の蒯曼(クアイ・マン)(22)と対戦。

第1ゲームを先取するも、第2、3ゲームを取り返され逆転を許す。しかし、張本も引かずに第4、5ゲームを奪い返し、優勝に大手をかける。

第6ゲームは終盤までもつれた末に9-11で落とし、ゲームカウントは3-3に。最終第7ゲームでは、張本が強打で序盤からリードを広げる展開。10-5のマッチポイントから、最後はフォアハンドを打ち抜き勝利を決めた。

ゲームカウントは4-3(11-6/9-11/7-11/11-9/11-6/9-11/11-5)。もつれにもつれたシーソーゲームを見事に勝ち切った張本は、勝利が決まった瞬間、両手を突き上げた。一方、「完全アウェー」の会場は静まり返った。

<卓球>張本美和が優勝、会場は静まり返る

ただ、中国のSNS上では張本を祝福する声も上がっており、「おめでとう、美和。努力する人は最後には報われる」「正直、今大会の美和はすごく良かった」「美和はこんなにすごいけど、まだ若いんだよね」「本当に強い。将来がまだまだ楽しみ」「おめでとう。あなたが頂点に立つことを期待してるよ」といったコメントが寄せられた。

また、中には「卓球はもはや、王楠(ワン・ナン)や張怡寧(ジャン・イーニン)といった選手がいた、常に(中国が)負ける心配など全くないような時代には、二度と戻らないだろうな」と、黄金期だった過去を懐かしむコメントも寄せられ、多くの共感を集めた。

ただ、現在も中国の強さは抜きん出ており、最新の女子世界ランキングでは1位孫穎莎(スン・インシャー)、2位王曼昱(ワン・マンユー)、3位陳幸同(チェン・シントン)と中国勢がトップ3を占め、4位は元中国代表選手で現在はマカオ代表として出場している朱雨玲(ジュー・ユーリン)。さらに5~7位も中国選手が占めている。(翻訳・編集/北田)

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