台湾メディアのETtodayは15日、台湾人が心臓の激しい痛みを訴えたものの、ある理由から日本の病院に受け入れを拒否されたと報じた。

当事者の台湾人女性がSNS・Threads(スレッズ)で明かしたところによると、先日、日本に滞在していた際、深夜に夫が突然、激しい心臓の痛みを訴えたため救急車を呼んだ。

しかし、搬送された後、病院側は「心臓の専門医が不在のため対応できない」と説明し、最終的にはそのまま宿泊施設に帰るよう求められたという。

さらに大変だったのは、その病院が辺ぴな場所にあり、時間も深夜だったため、夫は自分で歩いて宿泊先まで戻るしかなかったことだった。女性は「台湾人の私からすると、本当に信じられないほど理不尽だ!」と胸中を明かした。なお、その後の夫の状態などについては伝えられていない。

この投稿には約1万のネットユーザーが関心を示したといい、「台湾の医療の良さが分かった」「日本の病院は救急車で運ばれてきた患者を受け入れを断る権利があって、私も前にたらい回しにされたことがある。実際には多くの地域の病院で救急医が少ない」「以前大阪に住んでいた時、妊娠初期だったが深夜に大量出血して、急いでいつも検診を受けていた産婦人科に向かったけど、看護師に『医師は午前9時にならないと出勤しない』と言われ、それまでベッドに横になって待たされた」「以前、心臓の具合が悪く、歩いて日本の病院まで行ったが、やはり受け入れを拒否された。私は歯痛用の痛み止めを飲んで何とか耐えた」といったコメントが寄せられたという。

一方で、医師だというユーザーからは「実際のところ、おかしいのは台湾の医療の方。台湾だけが他の国と比べて特別に融通が利く上に(医療費も)安い」「甘やかされた台湾のわがままな人たちは、海外に行ってみて初めて台湾の医療の良さが分かる」といった指摘も出ていたとのこと。

このほか、「日本旅行の達人」として知られる元台湾大学感染症科医師の林氏璧氏も「実は日本のこのような状況は、世界じゅうの医療現場の常態と言える。皆さんには本当に、台湾の医療を大切にしてほしい」とコメントした。(翻訳・編集/北田)

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