独ドイチェ・ベレの中国語版サイトは19日、このほど公表された世界幸福度報告書に関連し、「SNSは人々を不幸にしている」とする記事を掲載した。

記事によると、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどで25歳未満の若者の生活満足度が過去10年間で急激に低下していることが、英オックスフォード大ウェルビーイング研究所が世論調査会社ギャラップおよび国連と共同で作成した2026年版の世界幸福度報告書で分かった。

140余りの国・地域の約10万人を対象としたアンケート調査によると、SNSの過剰な利用は、若者、特に英語圏および西欧諸国の10代の少女の幸福度の低下と関連している。

研究者らは、SNSの過剰な利用、特に1日7時間以上の利用は幸福度の低下と関連しており、アルゴリズム主導型で画像中心のプラットフォームやインフルエンサーのコンテンツが要因だと指摘した。

報告書によると、米国の大学生の大多数は、SNSが存在しないことを望んでいて、「他人が使っているから使っているが、誰も使わない方が望ましい」と思っているという。

一方、1日に1時間未満しかSNSを利用しない人は、全く利用しない人に比べてより高い幸福を感じる傾向があることも分かった。

フィンランドは9年連続で世界で最も幸福な国となり、2位はアイスランド、3位はデンマークだった。報告書は、北欧諸国の順位の高さについて、富、平等、充実した福祉制度、そして高い平均寿命に起因するとしている。コスタリカは強い社会的・家族的絆を背景に順位を4位に上げた。5~10位は、スウェーデン、ノルウェー、オランダ、イスラエル、ルクセンブルク、スイスの順。ドイツは17位、米国は23位、台湾は26位、シンガポールは34位、日本は55位、韓国は58位、中国は65位、インドは116位だった。最下位の147位はアフガニスタン、146位はシエラレオネ、145位はマラウイ、144位はジンバブエ、143位はボツワナだった。(翻訳・編集/柳川)

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