2026年3月26日、韓国・ヘラルド経済は「韓国居住者は1年間で、たばこ300本と同等の有害物質を吸っているという驚きの分析が出た」と伝えた。有害物質とは微小粒子状物質(PM2.5)。

ソウルを基準にすると、1年間でたばこ300本分、とりわけ3月は1カ月でたばこ2箱分の有害物質を体に取り込んでいるという。

スイスの空気質分析会社「IQAIR」は、先ごろ発表した「2025世界空気質報告書」で、韓国の大気質汚染水準を「143カ国中55位」だと評価した。韓国全体の年平均PM2.5濃度(2025年基準)は17.1マイクログラム毎立方メートルだった。世界保健機関(WHO)の大気質ガイドラインは5マイクログラム毎立方メートルとなっている。

同社は2024年の報告書で、PM2.5の有害水準を喫煙量に換算している。これに照らすと、

17.1マイクログラム毎立方メートルは年間喫煙量283本に相当する。記事は「昨年、韓国の非喫煙者は通年で14箱、1カ月で1箱以上のたばこを吸うのと同じ有害性にさらされたことになる」と強調している。

ソウルだけを見ると、汚染水準はより高い。25年基準の平均PM2.5濃度17.9マイクログラム毎立方メートルだった。各国の首都と比較すると140カ国中43位になるという。

韓国の水準は周辺国と比べても高い。台湾と日本の濃度はそれぞれ13.3と9.8マイクログラム毎立方メートルだった。

ただ、同じ東アジアでも中国は29.6マイクログラム毎立方メートルで韓国を上回る。

空気質悪化の原因には、冬に集中する国内発電所の石炭燃焼、春と冬に中国とモンゴルから来る季節性黄砂が挙げられた。また、昨年は3月に慶尚北(キョンサンブク)道で発生した超大型の山火事の影響で、慶尚南(キョンサンナム)道のほぼ全ての都市でPM2.5濃度が上昇したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「中国発のPM2.5がほとんどでしょ」「全部中国のせいだ」「病気になりそうだ。韓国人は長生きできないのでは」「日本のように青い空を韓国で見たのはいつが最後か思い出せない」「日本は空気がすごくきれいだよね」「日本がうらやましいね」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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