中国のロボットメーカー、宇樹科技(ユニツリー)は、このほど開催された2026中国名品初出展シーズンおよび「First in Shanghai」イベントで、アジア初のエンボディドAI体験館を5月末に上海静安久光百貨店にオープンすると発表しました。店舗面積は100平方メートルを超え、没入型の顧客体験センターを設置し、最先端のエンボディドAI技術を通じて技術と人々との距離を縮め、都市生活シーンへのロボット関連技術の進出を後押しするとしています。

当日のイベントでは、宇樹科技が最新型のフルサイズエンボディドAIロボットH2を披露しました。このロボットは身長1.8メートル、31の関節自由度を備え、自社開発の高性能運動制御アルゴリズムと汎用大規模言語モデルが搭載されており、没入型のインタラクティブ体験を通じて、未来の日常生活におけるスマートパートナーになるとみられています。

宇樹科技の2025年の人型ロボットの出荷台数は5500台を超え、世界一となりました。年間売上高は前年同期比335.36%増の17億800万元(約393億円)に達し、人型ロボットの売上高はすでに四足ロボットを上回り、新たな成長エンジンとなりました。同社はまた2025年12月末、インターネット通販大手の京東集団(JDドット・コム)と提携して北京に世界初の実店舗を開設し、実店舗での人型ロボット小売りの第一歩を踏み出しました。

宇樹科技の科創板(上海証券取引所が運営する、ハイテク企業や戦略的新興産業企業向けの株式市場、STARマーケット)のIPO申請はすでに上海証券取引所に受理され、42億200万元(約966億円)の資金調達を予定しており、人民元建てで取引されるA株市場における人型ロボット企業の第1号銘柄になる見込みです。(提供/CGTN Japanese)

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