King Gnu、怒涛の2019年と『CEREMONY』の裏側を明かす

King Gnu、怒涛の2019年と『CEREMONY』の裏側を明かす
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2010年代の音楽を語る上で、2010年代最後に頭角を現した、音楽家・常田大希率いるKing Gnuの存在を抜きにするわけにはいかないだろう。

星野源もceroもSuchmosもやってきた、ブラックミュージックをいかに日本語ポップスに昇華させて面白い音楽を作るかという試みにおいて、King Gnuはクラシックや現代音楽の要素などをも高次元で混ぜ合わせて文化をさらに前進させ、しかも「日本の大衆歌を作る」と高らかに宣言しながら、それをメジャーデビューからたった1年未満で見事に実現してしまったのだから、拍手を送らずにはいられない。

ただ、彼らの音楽が宣言通り大衆歌となった2019年、King Gnuは疲労困憊状態に陥っていたことを、このインタビューで知ることとなる。音楽シーンに限らず世の中全体を見渡しても、2010年代は「効率化」が進められた時代であったと言えるだろう。しかし、効率ばかりを求めていると、やはりこぼれ落ちてしまうものがある。そしてそれらが、実はとても大切だったりする。King Gnuはそのことに気づき、そして私たちにも教えてくれた。人と人のあいだに生まれる信頼、愛、熱量を大切にしてきた4人のミュージシャンたちは、2020年以降、どこへ行くのだろう。

※この記事は2019年12月25日発売の『Rolling Stone JAPAN vol.09』に掲載されたものです。

大きくなる中で苦しさが溜まった2019年

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