―前回のインタビューは昨年11月でしたが、年末年始もmiletさんの名前と歌をいろんなところで聞きました。まずはラジオ番組での企画「桑田佳祐が選ぶ2019年邦楽シングルベスト20」で、miletさんの「inside you」が堂々の第1位。「こんな才能の持ち主が隣にいたら嫉妬で狂う」という桑田さんの絶賛ぶりで。
milet:え、本当?って(笑)。miletチームで「桑田佳祐さんが選んでくれたぞ!」ってみんなで盛り上がってました。いやーもう、ビックリした……。
2019年最後の「#桑田佳祐 のやさしい夜遊び」は、「桑田佳祐 が選ぶ、2019年邦楽シングル・ベスト20」を生放送でお送りしました お聴き頂いた皆さま、メッセージをお送り頂いた皆さま、今年も本当にありがとうございました
よいお年をお迎えくださいhttps://t.co/FISES3xmFP#yoasobi pic.twitter.com/DqmwntnHnc— サザンオールスターズ official (@sasfannet) December 28, 2019
―続いて「関ジャム 完全燃SHOW」の2019年ベスト10企画でも、いしわたり淳治さんが「us」を1位に選出。
milet:そちらもビックリしました!
―いしわたりさんは選評で、「令和の”レイ”は、miletの”レイ”ではないか」とおっしゃってました。
milet:それは違います(笑)。
―こんなふうに、同業のミュージシャンから称賛されるのってどんな感じですか?
milet:みなさん、いろんな曲を聴かれているんだなーと思いますね。
―逆に、自分が訊かれたらどうします? 「miletベスト」みたいな感じで。
milet:秋山黄色さんいいですよね。彼も一人で歌って、ギターを弾いていて。いい声してるなーって思いましたね。あと、RöE(ロイ)ちゃんとは仲良しなんですけど、彼女も声がいいし、音作りも独特でいいですね。
―やっぱり声に惹かれる派?
milet:そうですね。声とメロディーがいい人が好き。
―miletさんが毎週木曜に出演しているJ-WAVEのラジオ番組「SONAR MUSIC」では、ジャック・ガラット「Surprise Yourself」を2019年のベストソングに挙げてましたね。それとは関係ないけど、「スキー場で流したい曲」の回で、LArc-en-Cielやモリッシーを選曲していたのは胸が熱くなりました。
milet:あはは(笑)。スキーで滑るの好きなんですよ~。
―実はスキーが得意とか、人生で最初に作った料理がピーマンのカマボコ詰めとか、あのラジオを聞いてるとmiletさんのことが本当によくわかる。
milet:そう、すべて暴かれていく。自分で言ってるんだけど(笑)。最近はパーソナルなことしか喋ってない。
―毎週やってたら選曲も大変じゃないですか? そろそろネタがなくならないか、とか。
milet:去年からそうですよ! 絞り出してます、もうルーツとか関係なく何でもあり! そこはJ-WAVEのみなさんも心が広いというか(笑)。「放送禁止用語だけ気をつけて!」って言われてますけど、あとは割と大丈夫。
―大らかな番組なんですね。
milet:大らかです!
「Prover」のテーマは”人間讃歌”
―というわけで、早くも5作目のEPが出ますけど、今回はどんな作品にしようと思ったんですか。
milet:「Prover」と「Tell me」については、「この曲で押したい!」っていう強い気持ちがありました。この2曲は世界観も壮大だし、前面に出ないとおかしいなっていう。
―「Prover」の手応えは、具体的にどのあたりに感じてます?
milet:自分でもビックリするくらい歌詞も好きなんですよ。一文一文。「本当に私が書いたっけ?」って思うような(笑)。それくらい何度聴いても、同じ部分でグッとくる。サビ前のBメロの部分もそうだし、間奏部分のメロディとか、コーラスのところとか、あれよく作れたな!と思って。あそこは自分のイチオシです!
―これまでも壮大な曲はありましたけど、「Prover」は生命力が漲っているというか、堂々たるスケール感を備えた名曲だと思いました。
milet:曲のテーマも”人間讃歌”というか。生きることと死ぬこと、そういうことを全部詰め込んだ曲になりました。感情のどれか一部分を切り取ったというわけではない。本当にあらゆるものを詰め込んだ感じ。私自身もよくわかってないような生死の概念とかそういうものも、想像でしかないけど音にしてみたりして。
―広大なサウンドになったのは、アニメシリーズ「Fate/Grand Order」(以下、FGO)のEDテーマとして作られたことも関係している?
milet:うん。それまでにアニメも観たりしてたけど、(原作の)ゲームもプレイしてみたりして。いろいろ話を追いつつ……。でも、実際に曲を書き上げるのは難しかったです。やっぱりシリーズも長いし、歴代の歌たちも大好きなものが多かったので、その個性を殺さずに生かしつつ、私の色も入れていきたいっていうのもあって……いろいろ考えましたね。
―この曲について、何か参照したものを挙げるとしたら?
milet:サウンドというよりは世界観について、「FGO」の歴代の歌だと、坂本真綾さんの「色彩」をずっと聴いてましたね。私、真綾さんのファンなんですけど、「色彩」が”朝”だとしたら、自分は”夜”みたいな曲を作りたいと思って。
―なるほど。
milet:アンサーソングではないけど、私としては「色彩」に寄り添ってみようと。あの曲こそFGOの世界だと思ったので、深い意図を汲み取ろうとしながら物語を繋げようと意識してみました。
―そうして完成した「Prover」、YouTubeではあっという間に200万回以上も再生されてますし、コメント欄も絶賛の嵐ですね。
milet:嬉しいです、そんなふうに言ってもらえて!
―このミュージックビデオのために、「Prover」の歌詞に出てくる舟を作ったんですよね。それに乗ったmiletさんが、ワンカットの長回しで撮影されている。途中までは舟のなかでジッとしてるだけのはずなのに、どんどん絵が展開していくから目が離せない。
milet:うんうん。箱庭というか、狭い部屋から大海に出ていくような感じがしますよね。出来上がった映像もすごくて、CGも相まって綺麗でした!
―撮影現場はどんな感じでしたか?
milet:練習も含めると5、6回撮ったんですけど。最初のほうは私の動きがボロボロで……(苦笑)。というのも、(実際のセットは)後ろがグリーンバックで、カメラも左右から回り込むように動いて、舟も同時に動いていくんですよ。だから、どっちが正面かわからなくなって、自分も「はい、右回り!」みたいな指示に合わせて、舟のなかでクルクル回ったりして。それをワンカットで撮るという……。
―すごい緊張感だったとツイートしてましたよね。
milet:いやー、相当プレッシャーがありましたけど、やっぱり「Prover」の力ってすごくて。自分でも雰囲気に呑まれる瞬間があるんですよね。空間を感じるというか、音が身体の周りをグネグネ回るような感覚に陥るので逃げられない(笑)。それで感情に入り込んできちゃうから、内側から何かあふれ出てきてましたね。
―それはエモい話!
milet:エモいですよね。この曲は大音量で聴いたほうがいいです!
―ちなみに私事で恐縮ですけど、このMVで監督を務めた荒船泰廣さんって、僕の大学時代の先輩で(笑)。
milet:え、そうなんですか。
―miletさんとも縁のあるMAN WITH A MISSIONのMVなども監督してますよね。荒船さんはお会いしてみてどうでしたか。
milet:すごく柔らかい人だし、アイディアも取り入れてくれるし面白い方だと思いました。少し不思議なところもあったけど(笑)。
―(笑)。
milet:Twitterで個性的ななつぶやきをしてたので、もっと面白いこといっぱい話せたかなって。おかげで荒船さんのことをちょっと知れたので、またご一緒できる機会があったら、もうちょっと挑戦的なこともできるかなと思ったりしました。
生きることと死ぬことについて考えた
―EPの話を続けると、2曲目の「Tell me」はFGOのスペシャルテーマソング。こちらは音もリリックも、どこか厳かでアンニュイなムードが漂っている印象です。
milet:もともとあった曲をFGOに寄り添って作り直したもので、最初はラブソングっぽい曲だったんですけど、歌詞を全取っ替えすることでもっと広い意味での愛の歌になった気がします。生きることとか死ぬこと、恋愛だけではない部分で伝えられる曲になったなって……悲しい曲になっちゃった(笑)。それはそれでいいんだけど! ただ歌ってても、どこか寂しくなっちゃう歌になっちゃったかな。
―それは「なっちゃった」って感じなんですか。そうしようと思ったんじゃなくて?
milet:うーん。歌うと感情移入しすぎちゃうところもあるんですけど、ここにいたくてもいることができなくなってしまった人の気持ちを歌ってたりするので、それを思うと寂しくなりますね。でも、オケやサウンドの力強さに助けられて、なんとか立ち直っている感じもします。
―でも実際、「Prover」と「Tell me」の2曲は、人間の深い部分を描こうとしているのがよくわかります。それってFGOの世界観に由来するものとは別に、miletさんのパーソナルな部分から湧き出たものでもあるんですかね?
milet:それはありますね! 自分はなんで生きてるんだろう、なんで死なないんだろうとか、ずっと思いながら生きてる節はあって。「Prover」と「Tell me」を作るのは、そのことに改めて向き合いながら考える機会でもあった気がします。
―というと?
milet:生きていれば、いつかは絶対に死が訪れる。それが怖いと思うこともあれば、逆に死にたいって思うこともある。そういう意味で、人間ってすごくわがままじゃないですか。そこを自分なりにしっかり考えたときに、死ぬことについて考えることは、生きることを考えることになるなって思ったんです。
―そういえば昨年、「自分の存在を証明するのは自分、そんな意味を込めてつけた『Prover』のメッセージがみなさんの心に響きますように」とツイートしていましたよね。これも今の話と繋がりそうですか?
milet:そうですね。自分自身の存在もそうだし、死んだ人とかいなくなった人の存在も、近くにいた人が証明する材料の一つになるじゃないですか。だから死んでても生きてるなっていうのは思う。人だけじゃないですよね。今までのあらゆる事象――戦争もそうだし、3.11もそうだけど、これまで起きたことすべて、生きてる人間が受け継いでいかなきゃいけないものだろうなっていうのは、作りながら思いました。
―たとえ肉体が滅びても、誰かが”そこにいたこと”を記憶していれば、その人の存在はいつまでも生き続ける。
milet:うんうん。それが永遠なのかなって思いました。
―「Tell me」でも、”永遠が終わって 全部消えても/でも残っているの your touch”と歌ってますよね。
milet:今までいろんな曲で「永遠」って言葉を使ってきたけど、永遠って肉体的には絶対にありえないじゃないですか。でも、人と人とが繋がることで永遠は生まれると思ったから、自分のなかで永遠の定義がしっくりきた感じがします。
―今の話を踏まえてこの2曲を聴くと、また違った発見がありそうです。
milet:終わりのない曲だなと思いますね。
―そんなメッセージが込められた「Prover」と「Tell me」は、誰のために作られた曲なんですかね?
milet:もちろん、まずはFGOに捧げた曲です。でも、この2曲はきっと、誰の心にも響くだろうなって制作中から思ってました。そう言いながら、現代を生きてる人たちが、この壮大な曲のどこに共感するんだろうって考えてしまう瞬間もあるんですけど……。街と雰囲気が違うじゃないですか。メトロに乗ったりしながら「Prover」聴くかなーって。ちょっと異質な、異世界感のある曲だし。
でも、どこかでシンパシーを感じられる曲だと思うし、「Prover」みたいな曲をいいと思える人は、それだけ心に広さがある気がするんですよ。自分のなかに深い世界をもっていて、いろんな感情を取り込む能力があるんだろうなって。そう思える人たちに聴いてもらえるというのは、共感者が増えてる感じがして嬉しいです。
―まだ見ぬ”あなた”に捧げられた曲でもあると。こういう曲が求められる世の中は、そうじゃない世の中より絶対にいいと思いますよ。
milet:ね、夢みたいじゃないですか。
プライベートな青春の歌
―3曲目の「Your Light」は、一転して軽快なテンポの曲です。
milet:この曲は、「セッションはスピードだ!」みたいなノリで急いで作りました。だから歌詞にも勢いがあるし、サビも同じ言葉を繰り返している(笑)。
―でも、そのスピード感がいいですよね。EPのなかでもアクセントとして機能している。
milet:私の曲ってヘヴィなのが多いから、そんなに深く考え込まずに聞き流せる曲があってもいいのかなと思って。リズム重視で、作業しながら聴きたくなるような感じ。でも、しっかり聴くといい曲みたいな。そういうの、洋楽のポップスとかでも多いですよね。あとはEPの4曲あるうち、こいつがいないと世界が横に広くなりすぎかなって。こういう縦に刻んでくれる曲がいてくれると、すごくバランスがいいなっていうのもありました。
―そして4曲目の「レッドネオン」、この曲は最高ですよ。
milet:本当ですか。私も大好き!
―どの曲も最高なんですけど、まさかmiletさんがこういう形でプライベートな心境を歌うとは……そういう解釈で合ってます?
milet:うん、プライベートでしかない!
―(笑)こういう曲も書くんだ、とビックリしました。フォーキーで甘酸っぱくて、ほぼ日本語詞。
milet:これは昔、友だちと曲交換して遊んでた時期があって。その友だちに歌ってほしくて作った曲なんです。そのときちょうど私は免許を取りたててで、友だちと一緒にどこか遠くに行きたいなーと思って。そんなことを考えながら作りました。
―”高速乗って ほら 梅公行こうか”というくだりの「梅公」って、miletさんがここ数年行ってる、くるりの京都音博の会場ですよね。
milet:梅小路公園、このときはまだ行ってないんですけどね! 京都まで車で行くのはなかなか遠いなーと思って。運転を交代できたらいいんですけど、その友だちは免許を取れなかったから……。
―そんな青春エピソードを聞くと、"歌っていてよ 君の歌を/昔みたいに ただ思いつくままに”というラインが一層沁みますね。
milet:昨年末のフェスで一足早く歌うことができたんですけど、他の曲よりもこみ上げてくるものが大きかったですね。曲交換を通じて一回その友だちのものになって。その友だちが大事にしてくれた曲で、何度も何度も歌ってくれたみたいで。それがまた私に返ってきて、歌っているとその友だちのことを考えることができて……。COUNTDOWN JAPANのときは、その友だちが観に来てくれてたんですよ。ボロ泣きしてました。
―いい話!
milet:大号泣だったって。私も当時のことを思い出したりして、感慨深かったです。
―”何の変哲もないこと歌うけど、全部本当なんだ”って……なんですか、この最高の歌い出しは。
milet:本当ですね~(笑)。
―照れ隠しのようでもあるし、赤裸々なようでもあるし。
milet:やっぱり、歌だと本音が言えるというか。この歌詞のメッセージも、普段の会話だと友だちにも言うことができないようなことだけど……歌にするとそれも許されるような気がして。あと、歌詞の最後2行だけ返してもらってから付け足したんですけど、そのメッセージも好き。
―”I want you to have it all / I know that youll have it all”っていう。
milet:この曲をリリースするって決めてから、外に向けた曲にもしたいと思って。聴いてくれる人へのメッセージでもあり、願いを込めたものですね。
―ところで今年1月、ミャンマーに行ったそうですね。「J・シリーズ・フェスティバル in ミャンマー」というイベントに出演するために。
milet:ミャンマー、すごくよかった~! 真冬の日本から行ったから暖かかったです。でも、一番感動したのは平原綾香さん。同じイベントに出演されたんですけど、リハのときに「Jupiter」を聴くことができて。もう心臓がゾワってする感じ。思わず固まりましたね!
―感動しちゃった?
milet:生で「Jupiter」を聴いて……私、ダメだな~って思った! まだまだだ、やるしかないなって。逆に自分を鼓舞してもらいました。
―miletさんのステージでも、ミャンマーの皆さんが楽しそうに手拍子してくれたそうじゃないですか。
milet:そうなんです! 熱心なファンの方も現地でいたんですけど、(主題歌を担当した)『偽装不倫』も『スキャンダル専門弁護士』も、向こうでまだ放送されてないし。たぶん日本のことがすごく好きで、日本の文化が好きな方が集まってくれているので、アットホームな温かい感じですごく嬉しかったです。
―最近は日本のミュージシャンがアジアの話をしたり、実際にアジア公演に出向いたりするケースがかなり増えてる印象で。アジアを含めた海外でライブをすることについては、どんなふうに考えています?
milet:絶対に面白いと思います! お客さんの違いもあるだろうし。でも、私にはまだ当たって砕けろ感がありますね。安心して海外で歌うっていう基盤が全然できてないので。日本でもライブハウスによって音が違うじゃないですか。それだけで私は結構ナーバスになってしまう。実際にミャンマーでも、イヤモニ(イヤーモニター)が不調だったりして。そんな状況で歌うのは怖い部分もあるけど、(海外で活動を続ければ)それも大丈夫と思えるような精神力もついていくだろうし。
何より、日本語で歌っても反応してもらえましたから。たとえ言語が違っても、音楽で繋がることができるとは思っていたけど、実際にそういう光景を見ると確信に変わるというか……芸術が持つ力というのは大きいんだなって。
『J・シリーズ・フェスティバル in ミャンマー』で歌わせていただきました。楽しそうに手拍子をして聴いてくださるミャンマーのみなさんをみて胸がいっぱいになりました。ミャンマーの国や文化や人のあたたかさを肌で感じました。ここで歌えたことが本当に嬉しいです。Thank you!!#JseriesFestival pic.twitter.com/p6gt92NlUy— milet(ミレイ) (@milet_music) January 11, 2020
―ところで2020年、誰か注目してる人っています?
milet:King Gnuの大躍進はやっぱり気になります。
―メジャーデビューはお互い昨年の頭だから、同期じゃないですか。
milet:そうですね。King Gnuも「白日」が出る前は、常田(大希)さんと「この世界よくわかんないよなー」って喋ったりしてたけど、あっという間に大注目されていって、世界の頂点みたいなところまで行っちゃいましたよね。このまま流れに乗ったら、どこまで行くんだろうな。刺激にもなるし、どんなふうに物事を見てるのかなっていうパーソナルな部分も気になる。
―へー、面白い!
milet:今度、ミレパ(millennium parade)が『攻殻機動隊』のテーマ曲を手がけるんですよね。私もやりたかった!(笑)。私たちミュージシャンにとって、菅野よう子さんの存在は本当に大きいから……。
この投稿をInstagramで見るmilet(@milet_music)がシェアした投稿 - 2020年 2月月14日午前5時23分PST取材後、2月14日の「ミュージックステーション」で一緒に出演
―それにしても、King Gnuと以前からお知り合いだったんですね。
milet:何度か会う機会があって。最近だと昨年のサマソニでいろいろ話したりしました。大変だろうけど強いなと思うし、バンドっていいな。仲が良さそうだし、彼らを見てるとバンド組みたくなる。お互いがお互いの才能をリスペクトしてるのがすごく伝わるし。
―でも、miletさんやKing Gnuもそうだし、どんどん新しい才能が出てきて、この1年で音楽シーンはすっかり様変わりしましたね。
milet:King Gnuやofficial髭男dismといったバンドがほぼ同時にものすごいスピードで大躍進していく。そんな時代だからこそ、私のことも受け入れてもらえるキャパがあるのかなって。そういう意味では、私も今デビューしてよかったんだろうなって思いますね。
―やっぱり、令和の”レイ”は……。
milet:いやいやいや!(笑)。

milet
EP『Prover / Tell me』
初回生産限定盤(CD+DVD)
価格:1,500円+税
通常盤
価格:1,250円+税
期間生産限定盤(CD+DVD)
※TVアニメ『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』SPパッケージ
価格:1,600円+税
DISC1
1. Prover
2. Tell me
3. Your Light
4. レッドネオン
5. Prover (TV size)
DISC2(初回生産限定盤)
「Prover」MUSIC VIDEO
DISC2(期間生産限定盤)
『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』 2ndクールノンクレジットエンディングムービー
milet live tour 2020 ”Green Lights”
2020年3月6日(金)大阪・BIG CAT
2020年3月14日(土)福岡・DRUM Be-1
2020年3月15日(日)広島・SECOUND CLUTCH
2020年3月22日(日)北海道・札幌PENNY LANE 24
2020年3月29日(日)愛知・THE BOTTOM LINE
2020年4月5日(日)宮城・仙台darwin
2020年4月12日(日)東京・マイナビBLITZ赤坂
2020年4月13日(月)東京・マイナビBLITZ赤坂
※全公演SOLD OUT
http://www.milet.jp/