グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングは外出自粛企画「No Fun Mondays(楽しみのない月曜日)」で、バングルスの「Manic Monday」のカバー動画を披露した。ビデオには本家バングルスのギタリスト、スザンナ・ホフスもカメオ出演。


ビリー・ジョー・アームストロングとスザンナ・ホフスのデュオはプリンス作の1986年のヒット曲をパワー・ポップ風に解釈し、オリジナル版に入っていたきらめくようなシンセサイザーを、ギターのクリーン・トーンのストロークをミュートしたクランチ・サウンドに置き換えた。2人は画面が2つに分かれたビデオの中にそれぞれ分かれて登場。アームストロングはほとんどをカウチに座って演奏し、ホフスは音楽用の部屋のような場所で動き回る。

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アームストロングは毎週月曜のシリーズに加えて、エルトン・ジョン主催のコロナウイルス救済のための「お茶の間コンサート」でもグリーン・デイの「Boulevard of Broken Dreams」を披露している。同イベントにはデイヴ・グロール、ビリー・アイリッシュ、マライア・キャリー、サム・スミスらも登場した。

また、彼はコロナウイルス関連基金を支援するレディー・ガガ主導のTV特番「One World:Together at Home」にも出演する予定。ポール・マッカートニースティーヴィー・ワンダー、パール・ジャムのエディー・ヴェダー、ジョン・レジェンド、リゾ、ビリー・アイリッシュらも加わるこの番組は4月18日にアメリカで放映される。

自宅待機中、アームストロングはグリーン・デイで使われるであろういくつかの曲も書いている。彼はKerrang誌で以下のように語った。「メロディはもう全部頭にあったんだ。だからこの状況になってから6曲ほど書いた。マイクやトレと会えるのがいつになるのかわからないけれど、今はしっかり屋内に留まるように言ってある。
そしていつか一緒にスタジオに戻るだろう。ブッチ・ウォーカー(アルバム『Father Of All...のプロデューサー)とね」

バンドは13枚目のアルバム『Father Of All...」を2月にリリース。ウイルスの感染拡大によって一連のアジア・ツアーは延期に追い込まれたものの、代わりにウィーザーとフォール・アウト・ボーイを迎えてまわる夏のヘラ・メガ・ツアーに加えられないかと画策している。

ビリー・ジョーが語る、人生を形作ったグリーン・デイの15曲
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