コロナ禍において世界各地でSTAY HOMEを強いられる中、ストレスをいかに軽減し暮らしていけるかが人々にとって日々の”課題”となっている。

そんな中、ヨーロッパ・北米を中心に良質な睡眠導入やメンタルヘルス向上をコンセプトにしたアーティストによる音楽映像作品やオンラインライブがにわかに隆盛しつつある。
今回は、1990年代の邦楽ロックシーンを代表するギターロックバンド「スーパーカー」のフロントマンであり、昨今ではアンビエント・チルアウトミュージックにフォーカスした作品やライブを表現している「Koji Nakamura」に、アンビエントミュージックの魅力を語ってもらった。

ースーパーカー時代から、Koji Nakamuraさんはシンセのメロディラインが特徴的な楽曲を制作してらっしゃいました。そこから、より深くアンビエントミュージックの世界に傾向するきっかけとなる出来事などがありますか?

元々好きな音楽表現ではあったので傾向したきっかけや出来事としては特に印象的な事ないんですよね。年齢や経験と共に自身で表現出来る事、やれる事の幅が増えたんだと思います。テクノロジーの進化によって楽器の表現幅が広がったこともあるかも知れませんが、自分の心の在り方が成長したんだと感じます。

元スーパーカーKoji Nakamuraが提唱する“良い空間づくり”とアンビエント音楽


ー特に影響を受けたアーティストやレーベルなどはありますか?

US電子音楽名門「Important Records」からの数多くの名作をリリースしているハードコアミニマルドローン名手である『eleh』は近年では一番感銘を受けたアーティストでした。
催眠術のように低周波をひたすらに反復させるといった表現がリリースできて、そして即完するというのは驚きでした。

他には、2005~2009年ごろwebの個人ブログなどで紹介されていた古いライブラリーレコード(映画・テレビ番組・放送で使用されるために制作された非商用音楽の総称)の影響が大きいですね。1960~80年ごろの一般向けに聴かれることのない作品たちが多かったと思うので、その状態の中でも表の世界とは関係なく好きに自由に作っていたという事に感銘を受けました。レーベルでいえば、「Tele Music」とか「coloursound」とか。

ークラシック音楽に代表される”癒しの音楽”が人間の精神衛生について与える影響についてどうお考えですか?

どんな音楽でも人に影響を与えると感じていますし、無意識に蓄積するものだなと思います。音楽をどんなシチュエーションで味わうかが重要で、自分にとっては逃げ場があったりするような強制されない空間が必要だと思います。
それぞれの"良い空間”を作っておくことで音楽からご自身の精神に良い影響を受けることが出来るんだと思います。

ー自身が音楽を味わう空間や環境づくりってほんと大事ですよね。その意味では9月5日(土)にRolling Stone Japanが主催する「チルアウト」「アンビエントな空間」の中で音楽を体験するイベントに出演されますが、ファンの皆様へのメッセージなどありましたらお知らせください。

一部はエレクリック機材で、二部はギターも使用した構成を披露する予定です。VJの演出やキャンドルの演出も入るようなので幻想的な非日常空間で音楽に没入する時間を体験いただきたいです。

元スーパーカーKoji Nakamuraが提唱する“良い空間づくり”とアンビエント音楽


Koji Nakamuraは、Rolling Stone Japanの人気連載コラム『Coffee & Cigarettes』のトーク&ライブイベント第2弾「THE CHILLOUT TIME」に出演する。
本イベントは2部制で、各回40名様限定入場での開催。会場内ではキャンドルアーティスト「AKARIYA」による幻想的な会場装飾とVJによるライブ同期映像演出も行われる。貴重なインプロビゼーションライブセットを開催し、アンビエント、ドローンミュージックによるリラックス・マインドフルネスを体験できる空間を作り上げる。


<ライブ情報>

Rolling Stone Japan presents
「Coffee&Cigarettes Talk&Live」

2020年9月5日(土)CUBE六本木
第1部 14:30開場/15:30スタート/17:00終了
第2部 17:30開場/18:30スタート/20:00終了

料金:
前売りチケット3000円(別途会場にて1ドリンク代600円頂戴いたします。)
当日券3500円(別途会場にて1ドリンク代600円頂戴いたします。)

前売りチケット購入リンク、購入お問合せ:
第1部:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/015c4h1159sqk.html
第2部:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01apqp1159ue4.html
お電話での受付:03-3589-0933

Candle Decolation:AKARIYA
VJ:Sawano Naoki
PA:Kazuaki Noguchi(THE LAWED HERTZ)

【会場のコロナウィルス感染防止策及び注意事項】
●開催イベントの収容人数は出演者とスタッフを含めて60名までといたします。

●店内は空調設備により常時換気を行っておりますが、公演開始前・終了後はエントランス扉を開放し空気循環を良くするよう努めます。
●会場入場時、整列入場をいただく可能性がございます。その際は前後のお客様との距離を1m以上空けるようお気を付けくださいませ。当日店舗スタッフからの指示もございますがご了承いただきますようお願い申し上げます。
●ドリンク代お支払いの際は非接触型キャッシュレス決済をお勧めいたします。会場では「Line Pay」、「PayPay」での決済に対応しております。

●飛沫感染対策として、スピーカーの音量につきましては必要最低限に抑えさせてください。また、楽曲やアーティストの表現を阻害しない範囲で会話のしやすい音響設定を行います。
●万が一クラスターとなってしまった際には迅速に連絡させていただくため、お手数ですが受付で身分証の提示と連絡先のご記入をお願い致します。
●入り口での検温と消毒を徹底させてください。
※検温の結果、37.5°C以上の発熱が確認された場合、入場をお断りさせていただきます。
●店内ではマスクの着用をお願い致します。
入口で確認致します。
※マスクの用意はありますが出来る限りご持参ください。
●マスク着用時でも咳が出てしまいそうな場合には、袖で口と鼻を覆う咳エチケットのご対応をお願いします。
●店内には非接触でアルコール消毒が可能なディスペンサーを置いていますので定期的にご利用ください。
●消毒での手荒れが気になる方にはハンドクリームを用意していますので、必要な場合にはスタッフにその旨お伝えいただければスタッフが対応致します。
●バーカウンターにはストローを常備していますのでご自由にご利用ください。
●コロナウィルス感染拡大防止の観点より、当日は会場内でアーティスト様との接触や会話はご遠慮いただきます。会場内外での入り待ち・出待ちに関しても感染拡大防止の観点よりご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
●多くの人が接触する可能性のあるトイレのドアノブの対応につきまして。
トイレのドア前に除菌ウェットティッシュを用意していますので、こちらを1枚取ってご利用ください。
※ドアの開閉時、ドアのロック部分や水を流すレバーに触れる際にご利用お願いします。
● 店舗スタッフはマスクを常時着用し、勤務中も定期的な指手消毒を行っております。
トイレ、ドアノブ、テーブル、椅子など随時消毒を実施しています。
安⼼してお楽しみいただけますよう、感染予防活動を徹底して参りますので、お客様のご理解とご協⼒の程、何卒お願い申し上げます。