●【画像を見る】追悼エディ・ヴァン・ヘイレン 伝説的ギタリストの勇姿(写真ギャラリー)
今日、たまたま携帯電話を見ていたら、エディ・ヴァン・ヘイレンが亡くなったというニュースが飛び込んできて「なんてこった」と思ったよ。ショックだった。彼が病気と闘っていたのは知っていた。俺と主治医が一緒だったんだ。彼女を介してエディにメッセージを送っていたんだが、彼女は病状については何も教えてくれなかった。「何か伝えたいことは?」と聞かれたときも、「よろしく言っておいてくれ」とだけ答えていた。だから心底ショックだな、あいつはいい奴だったから。本当にいい奴だったんだよ。
そういう男が死んでしまうのは悲しいものだな。マイケル・ジャクソンが亡くなったときみたいだ。
エディ・ヴァン・ヘイレンという「先駆者」
エディとは長いことじっくり過ごす機会がなかったが、ちょくちょく見かけたりはしていた。最後に濃密な時間を分かち合ったのは、1979年に(オジー脱退前の)ブラック・サバスが行った最後のツアーだった。彼らは俺たちのためにオープニングアクトを務めてくれた。みんないい奴らだから、あの時は楽しかったよ。エディ・ヴァン・ヘイレンはいつだって面白い奴だった。
今でも覚えてるよ。エディは指で(弦を)叩いていたけど、あんな演奏はそれまで見たことがなかった。ギターが行き詰まって、エキサイティングな楽器ではなくなりそうな時に、ああいう才能が出てくるんだ。彼もその一人だった。
80年代には、ヘアメタルのバンドがみんなタッピング奏法をやっていたよな。
何をやったらあんなに巧くなるのか
俺がエディを愛する理由の一つは、いつだって大きな笑顔を浮かべていて、ステージにいる時間をずっと楽しんでいるように見えたことだ。それがクソッタレなショーマンシップであろうとなかろうと——俺はそうではないと思うが——彼はいつも人生で最高の時間を過ごしているように見えた。
それにヴァン・ヘイレンは、他の追随を許さない力を持っていた。生半可なバンドでは彼らについていくことはできない。ある時、サンアントニオでギグをやった時のことを覚えている。会場は混雑していて逃げ場はなかった。あいつらは恐れず突き進み、みんな吹っ飛ばしてしまった。
彼らは本当に素晴らしいバンドだった。モンスターズ・オブ・ロックに出演して、俺がヴァン・ヘイレンとAC/DCのオープニングを務めたこともあったな。あの時はお返しができたよ。当時の俺はタバコを吸っていて、彼らは俺の後に続かなければいけなかった。因果応報ってやつだな。
エディ・ヴァン・ヘイレンのギタープレイは一日中見ていられたよ。ギタリストとして非常に面白い。彼は自分のプレイを簡単そうに見せてくれた。
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From Rolling Stone US.
この投稿をInstagramで見る@EddieVanHalen was one of the nicest guys I ever worked with and we shared so many laughs together. His influence on music and especially the guitar has been immeasurable. He was an absolute legend. Eddie, Ill see you on the other side, my friend. Love, Ozzy. Ozzy Osbourne(@ozzyosbourne)がシェアした投稿 - 2020年10月月7日午前10時37分PDT