有楽町マリオンにある「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」(以下 プラネタリア TOKYO)にて、2020年1月31日(金)よりプラネタリウム作品『東京の天の川を忘れない』の上映が開始となる。 本作は宮沢賢治、中原中也、竹久夢二といった文化人が残した作品を通し、かつて東京都心でも天の川を見ることができた時代をノスタルジックに表現するプラネタリウム作品。
ナレーションはお笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹が担当。挿入歌には「丸ノ内サディスティック(EXPO Ver.)/
椎名林檎」を使用。多くの文豪やアーティストたちが見上げ、描いた東京の星空を彩る。
明治モダン、大正ロマンを生きた文化人、宮沢賢治、中原中也、竹久夢二。彼らが生きた時代は、まだ東京都心でも天の川を肉眼で見る事ができた。彼らはその天の川や満天の星々を、小説や詩、絵画といった様々な作品として表現し、それらは今なお多くの人々に愛されている。本作では、感受性豊かな文化人たちが見た天の川の物語を辿り、都会では約半世紀以上前に見ることができなくなった星々に想いを馳せるノスタルジックなプラネタリウム作品だ。街の明かりが消えたとき、ドームにはかつての天の川が燦然と輝く。 ローレフォトが映し出す、見たことの無い東京の情景もみどころだ。「ローレフォト」とは、様々な場所で撮影した写真を絵画のように再構成し、架空の世界を表現したもの。本作では東京の名所の写真を重ね合わせ、まるでその世界に足を踏み入れたような、プラネタリウムドームならではの体験を楽しむことができる。ローレフォト・アーティスト寅貝真知子を制作に迎え、不思議でどこか懐かしい世界へと皆様をお連れする。