1969年9月1日、アンドレ・カンドレと名乗る青年はカンドレ・マンドレという楽曲でデビュー。福岡から上京したその青年は、後に井上陽水という名前で日本初のミリオンセラーアルバムとなった「氷の世界」をはじめ、日本の音楽シーンを席巻し、数多くのヒット曲を世に送り出した。
そのデビュー日、9月1日に映像作品をリリース。昨年開催した全国ツアー「井上陽水50周年記念ライブツアー『光陰矢の如し』~少年老い易く 学成り難し~」より、10月20日に東京国際フォーラム・ホールAで行われた、50年の軌跡を辿るヒット曲満載のライブをDVD , Blu-rayで商品化。自身もMCで「感謝の気持ちを根底に、皆様のなるだけご存じの曲をたくさんやろうと思ってますので」と語る通り、これまでのライブツアーではあり得なかった、ヒット曲が惜しげもなく披露された、まさにベストライブ作品ともいえる曲目となっている。 その収録曲から「Make-up Shadow」「最後のニュース」「傘がない」のパフォーマンスが期間限定で井上陽水YouTubeチャンネルに公開されている。 これ以上ない名曲セットリストの中に、アンドレ・カンドレ名義でリリースしたデビュー曲「カンドレ・マンドレ」も演奏されている。過去にいつライブで披露されたか、誰の記憶にも残っていないほどの、激レア楽曲。さらに、何とも言えない不思議な語り口が魅力となっているMC部分も収録されていることも注目だ。
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