心に迫る動的なピアノプレイと、喜怒哀楽に訴え掛ける祈りの様な力強い歌声で繊細な感情を表現する福井県出身のシンガーソングライター、水咲加奈が本日デジタルシングル「蜃気楼」をリリースした。 保本真吾のサウンドプロデュースとレコーディングメンバーとの圧巻なセッションにより生み出されたアグレッシブなサウンドは強烈な個性を放ち、内外の関係者から今注目すべきニューカマーとしてその存在が話題となり始めている。
水咲は地元福井で活動を続けながら2020年、SEKAI NO OWARI、ゆず等の作品でのプロデュースやアレンジ参加で知られる音楽プロデューサー、保本真吾が主宰する新人開発プロジェクト『Enjoy Music !』に応募し、その才能を注目され合流。以降、同プロジェクトのコンピアルバムに「生残者」という楽曲で参加。“音楽”という形をとった“祈り”とも言える鬼気迫る表現力で今作への足掛かりを作ることとなった。

今注目すべきニューカマー、シンガーソングライター水咲加奈が新...の画像はこちら >>

今作「蜃気楼」は松原“マツキチ”寛(Drs.)、種子田健(Ba.)のSuperfly、ゆず等の強力なリズムセクションと、オルタナティヴな女性シンガーソングライターとのセッションNo.1ギタリスト、西川進(椎名林檎 etc.)が集結し、緊張感溢れるセッションを展開。水咲加奈のエネルギーを遺憾無く発揮した聴きどころ満載の一曲に仕上げられている。 そんな水咲の才能にテレビ朝日系音楽番組『BREAK OUT』がいち早く反応。6月1日には新人として異例とも言える特集として「Next Break」のコーナーにてピックアップされることも決定している。2022年は活動拠点を東京に移し、この作品を革切りにEPのリリースや多くのライブも予定されているという。

水咲加奈セルフライナーノーツ

蜃気楼は「あなただけが全てじゃない」という強がりを ただ叫ぶために書いた、とてもパーソナルな曲です。 1つ手に入れるために1つ大切なものを捨てる。全てを満たすことはできない。 その覚悟が必要なタイミングというのは自分や人や環境が変化していく中で必ずやってきて、その度に私たちはどう生きるのが一番自分らしいのかを葛藤しているような気がします。
このどうしようもない不安定な感情を、浴槽や蜃気楼のゆらめきのように淡く可視化しようと楽曲制作を試みました。 轟音が混ざり合う圧倒的なサウンドとともに、変化を受け入れるためのエッセンスの一つとなりますように。
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