フォーティネットジャパン株式会社は5月24日、同社のFortiEDRソリューションに、システムのアクティビティのMITRE ATT&CKタグ、検知とレスポンスのマネージドサービス(MDR)のオプション、拡張検知レスポンス(XDR)などの新機能を追加したことを発表した。今回の機能拡張であらゆる規模の組織で、EDRによる高度なエンドポイント保護の利用が可能となる。


 FortiEDRでは継続的な動作ベースの保護と分析に加え、マシンをオンラインにしたまま不正な変更をロールバックできる自動レスポンス機能も備え、また、インシデントレスポンスのプレイブックを使用し、エンドポイントのグループ、資産価値、脅威の分類に基づいて一般的なレスポンスを事前定義が行えることで、リスクベースのエンドポイント保護が可能となり、インシデントレスポンスのプロセスが加速される。

 同社ではFortiEDRソリューションへの機能拡張の利点として、次の3つを挙げている。

・クラウドネイティブのエンドポイントセキュリティ
 ユーザーに対しトランスペアレントな軽量のエージェントを使用してエンドポイントの攻撃対象を可視化および削減し、ネットワーク内外のコンピュータを保護する

・EDRによるエンドポイント保護(EPP)の統合
 実行前後の攻撃防止だけでなく、予防対策を迂回した脅威も検出して阻止できるため、ビジネスへの影響を最小限に抑えることができる

・検知とレスポンスのマネージドサービス
 24時間365日の脅威監視、アラートトリアージ、リモートレスポンス、環境チューニングが可能となり、脅威に関する知識とインサイトを強化できる

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