「情報セキュリティに対する意識調査」では、2005年から一般国民のサイバーセキュリティにおける脅威の認識と対策の実施状況についての調査を、2013年からネットモラルに対する現状把握などのため倫理調査を実施している。
調査結果によると、パスワードのセキュリティ対策として「できるだけ長いパスワード」「使いまわしをしない」「初期パスワードの変更」のうちで最も低いものは「使いまわしをしない」で、パスワードを使いまわす人は4~5割居ることが明らかになった。
パスワードの管理方法については、使途の異なるアカウントでも差は見られず、ツールなどを使わず「自分で記憶」「紙などにメモ」が2トップであった。
脆弱性対策において、IoT機器の対策はパソコン関連の対策よりも実施率が低く、その理由としてやり方がわからないという割合が高い結果となった。
セキュリティ教育の受講経験は10代が最も高く、次いで20代で年齢が上がるにつれ低下している。