独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月19日、スマートフォンアプリ「Lemon8(レモンエイト)」におけるアクセス制限不備の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ブロードバンドセキュリティの佐藤竜氏が報告を行っている。
影響を受けるシステムは以下の通り。

Android アプリ「Lemon8 (レモンエイト)」3.3.5 より前のバージョン
iOS アプリ「Lemon8 (レモンエイト)」3.3.5 より前のバージョン

 ByteDance株式会社が提供するスマートフォンアプリ「Lemon8(レモンエイト)」には、Custom URL Scheme/DeepLink を使用してリクエストされた URL にアクセスする機能が実装されているが、同機能には任意のアプリからリクエストを受け取りアクセスを実行してしまう、アクセス制限不備の脆弱性が存在する。

 想定される影響としては、遠隔の第三者に当該製品を経由し任意のWebサイトにアクセスさせられ、アプリのユーザがフィッシング等の被害にあう可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。

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