丸菱ホールディングスにランサムウェア攻撃、一部システムでデータ暗号化
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　株式会社丸菱ホールディングスは7月28日、同社へのランサムウェア攻撃について発表した。

　これは同社サーバで、第三者からのランサムウェア攻撃の被害を確認し、同社および同社の関係会社が保有する個人情報および秘密情報等の一部漏えいが判明したというもの。
一部のシステムでデータが暗号化している。

　同社では7月26日に同社サーバでシステム障害が発生し、複数の業務システムが使用不能となったため調査した結果、サーバへの不正アクセスの痕跡が確認されたため、外部のセキュリティ専門企業に調査を依頼するとともに、同日中に当該サーバをインターネット及び社内ネットワークから遮断する措置を講じている。

　同社および関係会社では、重要なシステムが利用できなくなり、業務やサービス提供に支障が生じている。

　現時点で漏えいの可能性がある情報は下記の通り。

・個人情報
丸菱ホールディングスおよびグループ会社の従業員（退職済み・契約社員含む）の一部個人情報（メールアドレス、電話番号、住所、家族情報、マイナンバー等）
一部の取引先に関する情報（契約書、請求書、取引情報等）
過去に丸菱ホールディングスの採用選考を受けた人の一部情報
過去に丸菱ホールディングスのサービスを利用した顧客の一部情報

・その他社内情報
丸菱ホールディングスおよびグループ会社に関する法務・財務・人事・営業・技術関連資料
社内会議資料・業務文書等

　同社では対策本部を設置の上で外部専門機関と連携し、詳細調査の継続と被害範囲の特定を行うとともに、社内システムの早期復旧と通常業務の再開に取り組んでいる。

　同社では、情報セキュリティ体制の強化と全社システムの監視体制の再構築と強化を行うとのこと。

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