これは6月1日から8月4日にかけて送付したメールについて、同財団職員が他の担当職員を「CC」に追加する際に、誤って担当職員と同姓の第三者のA氏を追加したことで個人情報を漏えいさせたというもの。
財団職員が他の担当職員を「CC」欄に追加する際、以前に送信したアドレスが候補として自動的に表示されるメモリ機能が働き、同姓のA氏を選んでしまったこと、メール送信時に行っていたダブルチェックでも財団職員と思い込み見落としたことが原因。
漏えいしたのは、「こどもひろば」関係者(コーディネーター、ボランティア)4名のメールアドレス、インターン生2名のメールアドレス、名前、学校名、在席コース名、ボランティア説明会参加予定者6名の名前、活動可能時間帯、ボランティア登録の有無、こどもひろば参加者1名の名前、生年月、性別、国籍、居住地区、母の姓、就学歴と誤送信先A氏の名前、メールアドレス(合計14名分)。
同財団では8月4日夕刻以降に、A氏に事情を説明し当該メールの削除を依頼するとともに、漏えいした関係者全員に対面、電話、メールで事情を説明し、謝罪を行っている。
同財団では再発防止策として、メールを送付時に外部への送信先を入力する際はメモリ機能を使用せず、共有アドレス帳から「BCC」欄に入力することとし、ダブルチェック時には名前とアドレスの双方を確認することを徹底するとのこと。