中国のポータルサイト・新浪に23日、日本人が「給料日前」と「給料日後」に作る料理のギャップが大きくておもしろいと紹介する記事が掲載された。

 記事は、現代のサラリーマン社会において給料日前の生活と給料日を迎えた後の生活との間に往々にして大きな落差が発生すると紹介。
その落差は特に食事の部分に現れ、鮮明なコントラストをなすのだと伝えた。

 そして、日本のネットユーザーがこれまでにネット上に掲載してきた、給料日前のひもじい中での料理と、給料が入ってリッチになった時の料理の数々を紹介している。まず、給料日前に作った五目焼きそばでは、お金がないためにエビが買えずに「かっぱえびせん」を具として使用しているのに対し、給料が入った後の焼きそばには本物のエビどころかタイの頭まで乗っかっている豪勢さであるとした。

 また、給料日前にありがちな食事として「茹でただけのそうめん」を取り上げ、これが給料日を迎えると竹筒で作った流しそうめんに、大きなステーキ肉が「おかず」としてついてくるというリッチな食事に変化するのだと紹介している。

 さらに、給料日前にはありあわせの卵や「よくわからない細かい肉」で作ったチャーハンを作るのが精いっぱいだったのが、翌日には丸鳥のローストチキンにケチャップライスを詰めたごちそうが登場し「給料が入ったことがこれ以上ないほど分かる変わり様」であることを伝えた。

 給料日が近くなると生活を切り詰めがちになるのは日本でも中国でも同じだろう。
それゆえに、この「ビフォーアフター」に大きな共感を覚える中国の働く人たちも少なくないはずだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)