世界各国の学生たちが着用する学生服のデザインは実に様々だが、中国メディアの快資訊は3日、中国の学生たちが着る学生服と世界各国の学生服を比べる記事を掲載した。日本や韓国の学生服の見た目の良さを称賛しつつも、中国の学生服には「日韓にはないメリットがある」と主張している。


 中国語で学生服は「校服」と呼ばれており、中国の「校服」は日本の学生服とはデザインが全く異なっている。日本の中高生たちが体育の時間に着用する「ジャージ」風のデザインこそが中国の「校服」の最大の特徴だ。

 中国の学生たちは「ジャージ」風のデザインを「ダサい」と感じているようだが、記事も「中国の校服は間違いなくダサい」と認めている。だが、校服と世界各国の学生服を比較すると「校服が実用性に優れた学生服であることが分かる」と強調し、日本や韓国の女子学生服と比較した。

 続けて、日韓の女子学生服は「とても可愛いのは間違いない」と指摘する一方、学生服のままでは体育の授業は受けられないと指摘し、制服とは別にジャージを用意しなければならない不便さを指摘した。確かに学生服とジャージの両方を用意しなければならないとなれば、家計にそれだけ負担になるだろう。

 一方で記事は、中国のジャージ風の学生服はそのままで勉強もできれば、運動もできると指摘したほか、ジャージはどれだけ頑張ってもダサいので登下校時にも自分の外見を過度に気にする必要も生じないため、生徒たちは勉強という学生の本分に集中できると強調。それゆえ中国の「校服はダサすぎるが、実用性という最大のメリットがある」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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