日本人のまじめな国民性は、仕事に対する態度にも表れている。中国メディアの快資訊は10日、日本の「電車」を見ているだけで「日本人がいかにまじめか」が分かると紹介する記事を掲載した。
日本の交通機関を利用したことのある外国人なら、誰もが「時間の正確さ」に驚いたはずだ。記事は、日本の電車は定時どおりに運行できるよう「常に速度を調整している」と伝えている。運転指令室にあるコンピューターが速度を計算し、電車に遅れが出た場合、そのつど信号機や運転手に指示を出して、ダイヤどおりに運行できるよう「常時調整」しているのだと紹介した。
記事はほかにも、鉄道会社では「新人研修」を徹底していると紹介した。研修センターには本物そっくりのシミュレーター装置があり、本格的な研修を「何カ月も」かけて行っていると伝えた。
また、日本の電車は「整備」も徹底している。検査の周期と内容は国土交通省によって定められていて、日常的に検査や整備が行われているのはもちろんのこと、数年に一度の検査では「部品をすべて取り外して検査する」と徹底ぶりを強調している。
記事は、「交通機関がトラブルなく、時間に正確に運行し続ける」のは決して簡単なことではなく、それを当たり前のように継続できるのはすごいことであり、それは日本人が些細なことをおろそかにせず、こつこつと取り組んでいることの表れであり、こうした点から「日本人の仕事に対するまじめさ」が見て取れると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)