中国の国土面積は約960万平方キロメートルで、ロシア、カナダ、米国に次いで世界第4位の大きさだ。一方、日本の国土面積は約38万平方キロメートルで、中国の25分の1ほどに過ぎない。
中国メディアの網易はこのほど、「日本の国土面積は中国のどの省と同じくらいの大きさなのか」と題する記事を掲載した。

 記事は、中国国内の行政区を面積の大きい順で紹介した。上位は1位が新疆ウイグル自治区(約166万平方キロメートル)、2位がチベット自治区(約122万8000平方キロメートル)、3位が内モンゴル自治区(約118万3000平方キロメートル)、4位が青海省(約72万2300平方キロメートル)、5位が四川省(約48万1400平方キロメートル)となっており、いずれも日本より大きい。

 6位は黒龍江省で(約47万3000平方キロメートル)、7位が甘粛省(約45万4400平方キロメートル)、8位が雲南省(約39万4000平方キロメートル)、9位が広西チワン族自治区(約23万6000平方キロメートル)、10位が湖南省(約21万1800平方キロメートル)となっている。

 こうして見ると雲南省が日本の国土面積に最も近いことが分かる。雲南省は日本の国土面積よりさらに大きいのに、その雲南省よりさらに大きな自治区、省が7つもあるというのが驚きだ。

 中国の国内総生産は日本の3倍以上となっているが、これだけ大きな国土を持つうえに人口まで日本の11倍以上となれば、その経済規模の大きさもある意味で納得できるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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