日本は職場や学校などで「制服」を着る機会が非常に多く、中国人に興味を持たれているようだ。特に女子高生の制服はかわいいと評判で、中国ではファッションの一部として「JK制服風」の服が販売されているほどだ。
中国メディアの快資訊は4日、日本人が制服好きな理由を分析する記事を掲載した。

 記事はまず、日本人がどれだけ制服好きかを紹介した。中国人が日本を訪れると「ほとんどの日本人が制服を着ている」ように感じるそうで、職業や学校ごとにそれぞれ揃いの制服を着ていて統一感があると伝えている。中国でも、サービス業や学校では制服はあるが、学校の場合ジャージの色やラインが少し違うという程度でどこも似たり寄ったりだ。その点、日本の制服はそれぞれに特徴があり、こだわっていると言えそうだ。

 記事は、「ほとんどの日本人が制服を着ている」理由を、「国民性」にあると分析している。保守的でルールが好きな日本人は「みんなと一緒」であることを好み、抵抗感がないどころか、一緒であることで安心感を得るとした。その点、中国人はみなと同じ服を着させられることには抵抗感があるのかもしれない。

 また、日本人は制服のメリットを良く知っているとも伝えている。制服があれば、一目でどの学校あるいは会社かが分かるので責任感が芽生えるほか、職場の制服は機能性が高いので仕事効率も上がるとした。また「制服が好き」なだけあり、日本の制服は布地やポケットの位置などにこだわっているほか、制服を着るとオンオフの切り替えが付きやすい、服が決まっているので時間とお金の節約になるなど、利点は多いと紹介した。

 学生服を見ても分かるように、制服には流行があり常に変化を続けている。
日本の制服文化は、これからも時代に合わせて発展していくことだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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