日本人の姓は数が多く、数十万あると言われていて、上位10位を合わせても人口の1割程度、100位まで入れても3割程度しか網羅していない。その点、中国では100の姓で人口の9割を網羅するそうだ。
記事はまず、日本と中国それぞれに「多い姓」を紹介している。日本に多い2大姓は「佐藤」と「鈴木」だ。「佐藤」は藤原氏の子孫、「鈴木」は神官の子孫とされ、由緒正しいルーツがあると伝えた。3位以降は、高橋、田中、伊藤、渡辺、山本、中村、小林、加藤と続いている。
次に中国の姓だが、5大姓として知られているのは王、李、張、劉、陳だ。この5つの姓だけで人口の3割を占めると言われており、100の姓でやっと3割を占める日本は姓が非常に多い国であることがわかる。
では、日本の姓のどういう点が中国人にとって意外なのだろう。記事は、抗日ドラマによく出てくる「亀田」という姓は、中国人に非常によく知られているが、日本ではそれほど多くはないと紹介した。亀田姓は577位との調査結果もあり、この結果は中国人からすると意外に感じるようだ。
中国人の間では、ドラマや漫画に出てくる名前になじみがあるようで、政治家の名前が印象に残っている人も多い。