人を見かけだけで判断するべきではないとよく言われるが、それでも外見が人に与える印象はとても大きい。そして、外見に気を配るかどうかは子どもにも大きな影響を与えるようだ。
記事はまず、「小学校までパジャマ姿で子どもを迎えに行った母親」が、最近中国のネット上で話題となったことを紹介した。この母親の子どもは、パジャマで迎えに来た母親を見て恥ずかしさから1人で走って逃げ出してしまったそうだ。一方、日本の母親は幼稚園のバスの送迎に行くだけでも、きちんとした服装をして簡単な化粧まですると伝え、その様子の写真も掲載した。
その上で、親が外見に気を配らないことによるマイナスの影響について分析した。その1つが「子育てが難しくなること」だ。子どもは、親がおかしな格好していると「恥ずかしく」思うもので、そうなると親子関係に悪影響となり、子どもは親を避けるようになるという。また、おかしな格好の親を見た子どもの友人がばかにしてくるので、「いじめの対象となりやすくなる」としている。
では、親が外見に気を配るとどのようなメリットがあるのだろうか。記事は「子どもの美意識が培われること」、親のことを誇らしく感じるので「子どもの心理状態が良くなること」、そして「子どもの友人が増えること」を挙げた。
それで記事は、親が外見に気を配らないと子どもに「打撃を与えること」となり、子どもは消極的で劣等感を持つようになってしまうので、親はくれぐれも外見に注意を払うべきだと結んだ。この点で日本人の親の多くは、良いお手本になっていると強調している。