深セン証券取引所メインボードに上場している、厦門万里石(002785/深セン)が14日、年産1000トンの電池用炭酸リチウム生産企業を共同出資により設立することを発表した。
 
 同社は1996年設立の民営企業で、2015年12月に深センメインボードに上場した。建築用装飾石材、景観用石材の研究開発、設計、生産、販売を主業務としている。また、最近は新エネルギー資源分野の事業も模索している。2021年12月期の売上高は11億5538万元(前期比21.63%増)、純損失が2309万元(前期は1209万元の純利益)。22年1~3月期の売上高は2億7067万元(前年同期比21.02%増)、純利益は549万元(同77.08%減)。
 
 公告によれば、同社は持株子会社である万鋰(厦門)新エネルギー資源有限公司を通じて、青海省チャイダム地鉱化工有限公司とともに計5000万元を出資して、塩湖資源開発プロジェクト企業を設立する。プロジェクト企業は万鋰(厦門)新エネルギー資源有限公司が51%となる2550万元を出資し、年産1000トンの電池用炭酸リチウム量産プロジェクトを実施する予定。プロジェクトでは、万鋰(厦門)新エネルギー資源有限公司が吸着法による塩湖リチウム抽出技術などの技術を提供し、生産設備調達も行う。
 
 このプロジェクトについて同社は、新エネルギー事業に対する初歩的な模索と位置づけており、今後の同事業における積極的な業務開拓の基盤を作るとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)