前日の軟調地合いを継ぐ流れ。
業種別では、ITハイテクの下げが目立つ。業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が2.4%安、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が2.2%安、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が2.1%安、インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が1.7%安、フィンテック大手の恒生電子(600570/SH)が1.5%安で引けた。
医薬品株も安い。津薬達仁堂集団(600329/SH)が4.2%、北京同仁堂(600085/SH)が2.1%、天士力医薬集団(600535/SH)が2.0%、人福医薬集団(600079/SH)が1.7%ずつ下落した。
発電・電力設備株もさえない。
半面、自動車株はしっかり。北汽福田汽車(600166/SH)が3.3%高、広州汽車集団(601238/SH)が2.5%高、長城汽車(601633/SH)が1.8%高と値を上げた。
空運株も高い。中国国際航空(601111/SH)が4.1%、中国南方航空(600029/SH)が2.5%、中国東方航空(600115/SH)が1.9%ずつ上昇した。エアライン大手は業績の改善見通しをそれぞれ明らかにしている。不動産株、海運株、素材株、証券株、軍事関連株も買われた。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.36ポイント(0.13%)高の268.76ポイント、深センB株指数が7.46ポイント(0.64%)高の1181.25ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)