中国経済政策が材料視される流れ。
業種別では、不動産の上げが目立つ。新城控股集団(601155/SH)がストップ(10.0%)高、金地集団(600383/SH)が9.9%高、保利地産(600048/SH)が8.7%高、信達地産(600657/SH)が5.7%高で引けた。
金融株も急伸。中国銀河証券(601881/SH)と東呉証券(601555/SH)、中国太平洋保険(601601/SH)がそろってストップ(10.0%)高、中国平安保険(601318/SH)が6.3%高、招商銀行(600036/SH)と成都銀行(601838/SH)がそろって5.8%高で取引を終えた。
消費関連株も物色される。酒造の舎得酒業(600702/SH)がストップ(10.0%)高したほか、自動車の安徽江淮汽車集団(600418/SH)が9.0%高、家庭用品の喜臨門家具(603008/SH)が7.2%高、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が6.2%高、乳製品の上海妙可藍多食品科技(600882/SH)が4.4%高と値を上げた。素材株、エネルギー株、インフラ関連株、ハイテク株、医薬品株、運輸株なども買われている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.19ポイント(1.19%)高の270.51ポイント、深センB株指数が18.73ポイント(1.59%)高の1199.32ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)