売り圧力が強まる流れ。
業種別では、ハイテクが安い。産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)とフラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)がそろって5.8%、LED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)が4.6%、インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が4.3%ずつ下落した。
消費関連株も下げが目立つ。自動車の安徽江淮汽車集団(600418/SH)がストップ(10.0%)安、スーパーの三江購物(601116/SH)が7.6%安、家電の四川長虹電器(600839/SH)が6.8%安、ホテルの金陵飯店(601007/SH))が6.3%安、家庭用品の喜臨門家具(603008/SH)が3.6%安、酒造の青島ビール(600600/SH)が2.6%安で引けた。
不動産株もさえない。万業企業(600641/SH)が4.2%安、格力地産(600185/SH)が3.2%安、緑地HD(600606/SH)と新城控股集団(601155/SH)がそろって2.7%安で引けた。
半面、代替肉関連の銘柄群は急騰。索宝蛋白(603231/SH)と双塔食品(002481/SZ)が寄り付きからストップ高(10.0%)に張り付いている。嘉華生物科技(603182/SH)は3.1%上昇した(一時ストップ高)。米代替肉大手ビヨンド・ミートの決算上振れが刺激材料となっている。そのほか、発電株、銀行株の一角も買われた。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.01ポイント(1.53%)安の258.51ポイント、深センB株指数が4.31ポイント(0.40%)安の1065.51ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)