買い戻しの動きが優勢となる流れ。
金融株が相場をけん引。招商銀行(600036/SH)が3.3%高、中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)と中国人寿保険(601628/SH)がそろって1.7%高で取引を終えた。招商銀については、業績動向が手がかり。増益決算に加え、配当の増額も予定した。
不動産株も高い。京能置業(600791/SH)が6.7%、華遠地産(600743/SH)が3.2%、光明地産(600708/SH)が3.0%ずつ上昇した。
半面、ハイテク株は安い。スマートシティ関連の雲賽智聯(600602/SH)が6.3%、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が5.8%、インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が4.7%、薄膜コンデンサ中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が2.5%ずつ下落した。医薬株、エネルギー株、運輸株、軍事関連株も売られている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.60ポイント(0.24%)安の251.33ポイント、深センB株指数が5.50ポイント(0.51%)高の1088.28ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)