米関税政策の不透明感が相場の重しとなる流れ。
業種別では、ハイテクの下げが目立つ。IT業務アウトソーシングの浙大網新科技(600797/SH)がストップ(10.0%)安、電子書籍プラットフォームの掌閲科技(603533/SH)が7.6%安、銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が4.9%安、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が4.6%安、携帯端末ODM(相手先ブランドによる設計・生産)の華勤技術(603296/SH)が3.2%安で取引を終えた。
消費関連株もさえない。家電の四川長虹電器(600839/SH)が2.9%、エナジー飲料の東鵬飲料(605499/SH)が2.4%、自動車の長城汽車(601633/SH)が1.7%、スーパーの三江購物(601116/SH)が1.6%ずつ下落した。通信株、証券株、軍需産業株なども売られている。
半面、エネルギー株はしっかり。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.95ポイント(0.35%)安の271.83ポイント、深センB株指数が0.98ポイント(0.08%)高の1227.14ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)