中国の追加景気刺激策に対する期待感が高まる流れ。
業種別では、消費関連の上げが目立つ。チーズ生産の上海妙可藍多食品科技(600882/SH)がストップ(10.0%)高、雑貨卸売の浙江中国小商品城集団(600415/SH)が7.2%高、家具の欧派家居(603833/SH)が3.5%高、自動車の賽力斯集団(601127/SH)が2.6%高、酒造の青島ビール(600600/SH)が2.4%高、エナジー飲料の東鵬飲料(605499/SH)が2.3%高、食品の仏山市海天調味食品(603288/SH)が2.0%高で引けた。
医薬株も高い。人福医薬集団(600079/SH)が6.4%、昭衍新薬(603127/SH)が5.4%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が4.7%、薬明康徳(603259/SH)が3.4%、浙江華海薬業(600521/SH)が1.9%ずつ上昇した。
半面、発電株はさえない。浙能電力(600023/SH)が2.6%、華電国際電力(600027/SH)が2.5%、上海電力(600021/SH)が1.8%、華能国際電力(600011/SH)が1.3%、中国核能電力(601985/SH)が1.1%ずつ下落した。素材株、不動産株、運輸株、インフラ関連株も売られている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.80ポイント(1.38%)安の271.02ポイント、深センB株指数が1.19ポイント(0.10%)安の1231.38ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)