米関税政策の警戒感が強まる流れ。
業種別では、ハイテクが安い。石英材料の江蘇太平洋石英(603688/SH)が6.4%、情報技術サービスの武漢長江通信産業集団(600345/SH)が4.9%、通信ネットワーク機器メーカーの南京華脈科技(603042/SH)が3.4%、透明導電膜(ITO膜)ガラスメーカーの凱盛科技(600552/SH)と電子機器メーカーの方正科技集団(600601/SH)がそろって2.5%ずつ下落した。
資源・素材株もさえない。鉄鋼の新余鋼鉄(600782/SH)が3.4%安、石炭の中国中煤能源(601898/SH)が2.6%安、原油の中国海洋石油(600938/SH)が2.3%安、非鉄の廈門タングステン業(600549/SH)が1.0%安で引けた。インフラ関連株、不動産株、銀行・保険株、運輸株、食品飲料・酒造株なども売られている。
半面、自動車株はしっかり。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.10ポイント(0.78%)高の273.12ポイント、深センB株指数が3.64ポイント(0.30%)安の1227.73ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)