7月31日付の中国新聞社(電子版)は体操男子の日本代表が北京首都国際空港に到着した様子を写真付きで配信した。しかしアテネオリンピックで団体総合金メダルを獲得した冨田洋之選手(写真)の名前を「福田洋之」と誤って紹介するミスがあった。


関連写真:そのほかの北京オリンピック・カウントダウンの写真

 「冨田」の中国語読みは「フーティエン」。一方、「福田」もフーティエン。イントネーションはやや異なるが、極めてよく似た音だ。中国では日中関係の報道も多く、「福田首相」の名もしばしば登場することから、日本人の「フーティエン」と聞くと、まず「福田」の2文字を思い浮かべることが多いという。そのため、同紙はなじみの薄い日本人「冨田」選手の名を間違ったようだ。

 ただし大半の中国メディアが正しい氏名で伝えている。冨田選手は体操男子の主将で、北京オリンピックでは体操男子団体の2大会連続金メダル獲得が期待されている。(編集担当:麻田雄二)

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