中国のインターネットメディア「鳳凰網」は28日、「日韓の男性と比べ、外国人女性にもてない中国人男性」をテーマとする論説記事を掲載した。

 同記事は、単刀直入に「野心が足りないからだ」と指摘。
中国人男性は外国人女性と接すると、自信がなくなり不安になるという。外国人女性の中国人男性に対する評価は「優しくて、礼儀正しい。内向的で恥ずかしがりや。何かする時には真面目で、効率を重視する」。しかし、男性として「何か欠ける」と感じる場合が多い。

 北京市に住む米国人女子留学生によると、「中国人の男性とはお兄さんと妹みたいな関係になってしまう。
それじゃ、恋愛の対象にはならない。(かかってくるべき)電話が来ない感じなのよね」という。

 米国のインターネットサイトが紹介した白人女性の対アジア人男性観で、最も好まれたのは日本人男性だったという。「礼儀正しく教養もあり、お金持ち。頭もよい。アジア的な知恵を最も備えた、アジア文化の代表」と評価された。


 なお、同記事は「アメリカ人が考えるアジア文化とは、家電製品やアニメ程度。日本人はそれらを武器に、米国人女性を引きつけている」など、なかば“悔しまぎれ”とも思える論評をつけ加えた。

 次に評価されたのは韓国人男性。「体格がよく、男性の魅力がある。容貌もよい。女性も同様で、アジア人の中で韓国人の身体的魅力は抜群」という。


 記事は、同サイトの見方に対して反発。中国人男性に「韓国人男性にみかける“唯我独尊”的なところはなく、女性に対する優しさは日本人男性以上だ」と主張。ただし、「男の魅力」の欠如は否定できないとして、「日本人男性の心の強さ、韓国人男性の“命がけ精神”に中国人男性はかなわない。要するに、野心と覇気に乏しい」と論じた。

 さらに、中国で強いのは「男でなく女」で、「中国は伝統文明の歴史が長すぎて、男性が萎縮してしまったのではないか」と嘆いた。

 同記事は「自信がある男は理想主義者。
一切を捨て去ることを恐れない。野心は自信の源」、「自然界を見よ。猛獣はすべて、強い精神力の持ち主だ。80%の中国人男性に欠けているのは、虎の精神力だ」などと主張。

 さらに、「現在の中国で、『野心』という言葉には悪いイメージがあるが、現代の男性に必要なのは『野心』。男たるもの、大空に羽ばたけ」などと、自国男性を鼓舞した。
(編集担当:如月隼人)

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