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マラッカ海峡はマレー半島とスマトラ島間の海峡で、世界のシーレーンの中でもとりわけ重要な場所のひとつとされる。中国艦隊は、30日午後10時ごろに同海峡を抜け、インド洋に到達する。
中国艦隊はミサイル駆逐艦「海口」、「武漢」、総合補給艦「微山湖」の3隻で構成されている。
中国新聞社電によると、シンガポールの連合早報は「中国の軍艦が“未知の海域”に進入」との社説を発表。「他の海軍強国と比べ、中国海軍は明らかに劣り、遠洋航海の経験も乏しい。今回の行動は、中国海軍にとって歴史的な突破だが、他国と比べれば出発点にすぎない」と論じた。
中国艦隊は、海賊対策の演習を連日繰り返しながら航行を続けている。写真は中国新聞社が28日に配信した、同艦隊の演習風景。(編集担当:如月隼人)
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