中華圏で好評公開中の旧正月映画、『2009家有喜事』。上海の会見に出席した主演女優の呉君如(サンドラ・ン)が、「この映画がヒットしたら、陳可辛(ピーター・チャン)と正式に結婚する!」と宣言した。


 映画監督のピーター・チャンと、10年以上のパートナー関係を経た後、2006年に娘を出産したサンドラ。2人の関係は続いているが、入籍はしていない。「息子ができたら結婚するつもりだったけど、この映画に出演して忙しくなったので計画が狂ったわ。でも完成した映画を見た時、結婚を延期した価値のある作品だと満足しました。たくさんの観客が見て大ヒットしたら、正式に結婚します!」と笑顔で語った。

 サンドラの恋人を演じ、本作のプロデューサーもつとめる黄百鳴(レイモンド・ウォン)は、「なるほど! チャン監督から電話が入って、映画のヒット状況を何度も聞かれた。成績が良かったらやっと結婚できるから、気にしているんだな」と納得。会見場を笑いに包んだ。

 「純粋なコメディ作に出演したのは本当に久し振り。昔の自分に戻った感覚で、女優魂が発揮できました。そして父親を演じているのは、私の実父・夏春秋です。親子共演は貴重な機会なので、娘にも見せたい。
この映画は子供も楽しめる作品ですので、ぜひ一家で映画館に足を運んでください」とアピールしたサンドラ。中国では順調に観客動員を伸ばしており、正式結婚の日が近そうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)

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