11月23日は、日本では「勤労感謝の日」という国民の祝日でした。その由来は、お米の収穫に感謝する日です。
中国の友人からは、“Happy Thanksgiving Day”というEメールをもらいました。
「感謝祭」(Thanksgiving Day)は、アメリカとカナダの祝日です。アメリカでは11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日になっています。感謝祭は、イギリスからマサチューセッツ州に移住したピルグリム・ファーザーズ(Pilgrim Fathers、巡礼始祖、アメリカに渡ったイギリスの清教徒)たちによる、最初の収穫を記念する行事であると一般的に言われています。
日本の「勤労感謝の日」とアメリカ、カナダの「感謝祭」とは、時期も趣旨も似ていますが、これは偶然のようで、どちらかが他方をまねたということではないようです。
現在のアメリカ人は、感謝祭の日に、たくさんの親族や友人が集まって食事を一緒にとる、そして、料理は七面鳥の丸焼きときまっているようです。私も1980年代前半にアメリカに住んでいましたが、友人の家庭に招待されて、七面鳥を一緒に食べました。
日本でも、秋は収穫の季節です。おいしい新米も店で売り出されています。
中国ではどのように収穫への感謝を表していますか?このブログの読者の皆さんから教えていただければ幸いです。コメントはこちらへ。(執筆者:井出敬二・前在中国日本大使館広報文化センター所長 注:本稿の中で、意見にわたる部分は、筆者の個人的意見であり、筆者の所属する組織の見解を代表するものではありません)
※本稿は中国網(チャイナネット)に掲載されたもので、チャイナネットの了承を得て転載しています。
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