日本の大ヒット漫画を原作にしたハリウッド映画の『ドラゴンボール エボリューション』が3月中旬からアジア各地で公開されることが決まった。だが、同作のプロデュースを手掛けた香港の有名俳優で監督の周星馳(チャウ・シンチー)は台湾、韓国でのプロモーション活動を欠席。
同作に満足していないことが理由だと報じられ、話題を集めている。20日付北京晨報が伝えた。

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 シンチーがプロモーションを欠席する理由は「スケジュールが合わない」ことなどと伝えられているが、実際には違う理由があるのだとか。

 実はシンチーはこれまでのインタビューで「(ドラゴンボール エボリューションでは)いろいろなアイデアを提案したが、ほとんど採用されなかった。最終的な決定権は映画会社にあるから、気にしてはいないけど……」と語っていた。本作の製作にほとんどかかわることができなかったことに不満を持っていることが、プロモーションに出席しない理由だと指摘されている。


 『少林足球(邦題:少林サッカー)』や『功夫(邦題:カンフーハッスル』をヒットさせ、アジアを代表するアクション系コメディー映画の帝王として知られるシンチーとあって、名ばかりの“プロデューサー”ではプライドが許さなかったのか。日本でも大きく注目されている作品なだけに、事の真相が気になるところだ。(編集担当:恩田有紀)

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