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私が反日から親日に変わったのは1977年、私が高校生の頃であった。その後、日本の小説や映画、日本製の家電の使用や日本人との付き合いを通じ、私は日本と日本人のことが好きなのだということを明確に認識し始めたのである。
関連写真:そのほかの中国で報道されている日本に関する写真
反日感情を抱く人々が非常に多い中国国内において、上述のことを口にするのは非常に勇気が必要である。南京大虐殺の記憶や尖閣諸島問題など、中国人が日本を恨むのには明確な理由が存在する。イギリス人やフランス人がドイツ人を恨むのと同じ感覚であろうが、我々のやり方はイギリス人・フランス人ほど理性的なものではない。
心の中では反日でなくても、周りから孤立しないためには表面上は反日であることを装わなければならなかったり、日本車のコストパフォーマンスの高さを知っていても、親日であると咎められたり、停車中に壊されたりすることを懸念し、日本車の購入を見送ったりするのである。
現代の日本はすでに民主主義の成熟した国家へと変貌している。中国が戦争に対する賠償を放棄した後も、日本は無償援助及び低利融資を毎年中国に提供しているが、これらは中国では報道されない事実である。
日中両国の人民はどちらも戦争の被害者であり、最も重要なのは過去の戦争から教訓を学び取り、同じ事を繰り返さない努力をすることである。第二次世界大戦は具国主義とナショナリズムの危険性を知らしめるものであった。戦争で廃墟と化した日本は民主国家へと転換し、民意に背く独断を行うことは不可能となったのである。
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(出典:彪馬0755BLOG意訳編集)
写真はイメージ。日本の常任理事国入りに反対し行われた反日家のデモ活動の様子。(編集担当:畠山栄)
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