専業のデイトレーダー上総介(かずさのすけ)と申します。

 デイトレードは一般的に、スイングや長期投資などと比べると、情報収集に費やす時間が少なくてくてよいと言われていますが、上総介の2年数ヶ月のデイトレードの経験から考えると、デイトレードといえども、情報収集はやればやった分だけ、確実に勝率が高くなると思います。


 上総介の1日の情報収集は、一般的なデイトレーダーの中で多いのか少ないのか、わかりません。

 ただ、毎日継続するという観点から、極力無理のない少ない時間で行っています。ほんとは、もっと増やしたほうがいいのかもしれませんが、なにぶんめんどくさがりやなもので。

 しかし、その分、限られた時間でそれなりに効率の良い情報収集をしているのではないかと思います。

 そこで、今回は、自分の平日1日の時間割を紹介してみたいと思います。

 7時30分に起床します。

 7時40分、朝食を食べながら、DVDに毎朝、自動録画してあるモーニングサテライト(経済テレビ番組)を、DVD機能の1.5倍速で見る。天気予報やCM、いらない部分はチャプター機能で飛ばして見ます。これで、NYの様子や世界の経済、当日の日本市場の予測を立てます。

 8時10分、日経新聞を読み込みます。優先順位は、1面トップ、マーケット総合1と2、投資・財務1と2、以下時間があれば、投資・財務から1面の方に向かって逆流して読んでいきます。この作業で1日前の相場観や、旬の銘柄、市場の話題、良悪材料銘柄など、また曜日によって、信用残、投資主体別売買動向、3市場評価損益率などをチェックします。


 8時30分、トレード部屋に入って、PCなどすべての準備と日経ラジオを聴きます。ラジオを聴きながら、1日前の夜と朝の情報から、銘柄を選別して監視銘柄を一部入れ替えます。

 8時45分、日経ラジオを止めて、オープニングベル(経済テレビ番組)に切り替え、テレビを見ながら、監視銘柄のシュミレーションをします。

 9時00分トレードを開始します。

 11時00分、トレードを終了します。自分のブログをつけてから昼食。昼食を取りながら、他のトレーダーの方たちのブログをチェックします。

 12時30分、トレードを再開します。

 15時00分、トレード終了です。

 15時40分、1時間から2時間ほどの時間で運動します。

 18時00分、夕食です。そして、夜の1時間を使って、監視銘柄の信用残(買い、売り)、その日のランキング(値上がり率、値下がり率など)などをチェックします。
例えば売り残がかなり多い銘柄は、どちらかというと買いで仕掛ける方向が勝ちやすくなります。このような監視銘柄の情報を簡単なメモに残します。ランキングでは旬の銘柄を確認して、監視銘柄に入れるか検討します。

 以上が私の平日1日のおおよその時間割です。何かしらのご参考になれば幸いです。(執筆:個人投資家 上総介 情報提供:エンジュク)

上総介(かずさのすけ)
プロフィール:1970年生まれの個人投資家。株式投資歴は約10年。2005年の末からデイトレードを開始。ホームランは滅多に打てないけど、大爆死を避けつつ、ヒットを打ち続けている安定投資家。およそ2年3ヶ月で1000%のパフォーマンス。

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