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トニー・レオンは始めての番組出演にもかかわらず、落ち着いて受け答えをしていたが、全アジアから注目を浴びたカリーナ・ラウとの結婚生活に話が及ぶと、二分間の深い沈黙の後、肩をすぼめて笑顔で答えた。
トニー・レオンとカリーナ・ラウの出会いは1982年、恋が芽生えたのは6年後の1988年のことだ。まったく性格の異なる二人が恋人同士であることについて、周囲は否定的な態度だった。しかし、カリーナ・ラウにどんなことがあろうとも、トニー・レオンはいつも彼女のそばにいた。トニーはかつてこのように言っている。「僕は彼女とも一緒にいたい。でも映画も撮らなくちゃいけない。でも彼女は僕が映画を必要とする以上に僕を必要とするんだ。」
「以前は結婚したいなんて思わなかった。でも、だんだんと年を重ねてきて、女性は結婚するものだということも分かっていたしね、やっぱり(結婚を)するべきだ、と思ったんだ。まさか自分がするとは思わなかったけれど、やはり誰もが一度はするべきじゃないかな。」
トニー・レオンとカリーナ・ラウは昨年20年の恋愛関係を経てゴールインし、ブータンで結婚式を挙げた。「僕はもともと、結婚式がこんなにも楽しいものだとは思っていなかったんだ。結婚式なんてものは人に見せるものだとずっと思っていた。
式場について、新郎の衣装に着替えたとき、トニー・レオンははっと気づいたという。「いざ結婚式当日になったとき、誰のためでもなく、自分のために結婚式を挙げるのだと気づいた。本当に自分のため、彼女のためにする、だからこそ心から楽しかった。」トニーレオンによると、ブータンでの挙式は全てカリーナ・ラウのアイディアによるという。「本当は、イタリアのフェロノサに行きたかった。でも彼女が誰から聞いたか自分で行ったことがあったのか、ブータンがいいと言ったものだから、まかせたんだ。」自分の意見は?と問われたトニー・レオンは、にこっと笑って言った。「僕は楽しむだけさ。」主体的なカリーナ・ラウと、そっと見守るトニー・レオン、正反対の性格をもつ二人だからこそ、うまくいく。以心伝心の二人の間には、プロポーズの言葉も無かったという。
結婚して、自分自身に何か変わったところは、と問われ、トニーレオンはしばし考えこんだ。20年の交際を経て結婚した彼らにとって、二人が共にあることは当たり前のこと。互いを呼ぶときも結婚前と変わらず名前で呼びあう。
“なんともいえない”理由はもしかしたら、二人の間に未だに独立した時間が多いことだろう。カリーナ・ラウは社交的でしばしば友達を招いてパーティを催すが、その場にトニー・レオンを無理やり引っ張り出してエスコートさせることはない。「普段の色々な場面で自分は一人なんだ。たとえば運動するときもね。僕は海で泳ぐのが好きだけど、女性は日焼けを嫌がる。あとは家で映画を観たり音楽を聴いたり、読書をしたり、庭木の手入れもするね。」結婚後、トニーレオンは自宅の庭に香りの強い木を沢山植えた。トニーは一人でこれらの花々の香りを楽しむのが好きだという。
お互いの時間と空間がはっきりと分かれているとはいっても、夫婦の間の摩擦はやはりあるようだ。「前は僕が譲らないことが多かった。それで彼女が怒ろうと、放っておいたんだ。
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