中国と北朝鮮の姉妹都市が一堂に集まった初の会合が5月12日、平壌市内で開催された。5月12日付で中国国営の新華社通信が伝えた。


 同社によると、両国間の姉妹都市は上海市が1982年に成興市と提携したことにさかのぼるという。これ以降、天津市や吉林省長春市などが北朝鮮との姉妹都市の締結を行った。

 5月9日には中朝友好協会の武東和会長が北朝鮮と姉妹関係を結んでいる中国各都市の代表を率いて平壌入り。5月12日には両国から姉妹都市の代表が参加して初の会合が開催された。共同声明では友好をいっそう深めて意見交換を拡大していくことが採択された。(編集担当:麻田雄二)

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