大陸メディアは、台湾メディアの報道を引用して以下のように伝えている。
台湾の4名の男子大学生が、ずいぶん前から廃墟となっている「旗山鎮観光サービスセンター」が心霊スポットであることを聞きつけ、好奇心からビデオカメラ片手に現場へ向かった。ビデオを回しながら建物に入り、ホール左手に並んでいる客室へと進んでいった。すると、ある客室のバスルームが内側からロックされていることに気づいた。コインを使ってロックを解除して中に入ってみると、何かが燃えた跡と2体の腐乱した白骨死体のようなものがあった。悪臭がひどかったのでこの学生達はすぐにその場をあとにして、撮影を続けた。死体とは断定できなかったので、この時点では警察に通報しなかった。
後日学生達は、撮影した動画を「旗山心霊スポット探検」というタイトルでインターネット上に公開した。すると、動画の50名以上の閲覧者から「早く警察に通報した方がいい」とのコメントがつき、彼らはようやく警察に通報した。
警察による捜査の結果、現場に停められていた車のナンバーから2体の白骨死体は27歳の男性と18歳の女性のカップルで、練炭による自殺で死後2ヶ月が経過していることが分かった。このカップルは1年前から付き合い始めたが、男性が重度のうつ病を患っていたことから女性の両親が交際に反対していた。そしてこの女性は3月に置き手紙を残して家出し、行方不明になっていたという。
「旗山鎮観光サービスセンター」は9年ほど前に建てられたが、開業することなく放置され、廃墟のようになってしまったという。
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