7日付中国新聞社電によると、山東省威海市に属する県級栄成市の西霞口神雕山野生動物園では同日、パンダの兄弟、晶晶(ヂンヂン)と仙子(シエンヅ)が一般公開された。

 写真は、柵の内側から、訪れた人々をめずらしそうに見上げる晶晶。
食事の後で、おなかもいっぱい、元気もいっぱい。なぜか舌をペロリと出して、ごあいさつした。

 西霞口神雕山野生動物園は、観光業に従事する地元企業の栄成西霞口集団が2億元(8日レートで約27億2000万円)以上を投じて建設。地元の農民を雇用した、放牧式野生動物園として運営する。同方式の動物園は、中国では初めての試みという。

 中国大陸から2008年に台湾に贈られた雌の「円円(ユエンユエン)は、2頭のお姉さんにあたる。(編集担当:如月隼人)

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